「円高は株安のジンクス」…調べたら歴史的な根拠は希薄だった
さらに、円高にもかかわらず株価が上昇した年が少なくないことも分かった。52年間で5%超の円高が進んだ28年のうち、その半分の14年は日経平均も上昇し、しかも年間平均騰落率は+19.74%に達し、52年間の平均騰落率の2.6倍もの大幅な上昇になっているから驚く。
米国の9月の利下げが確実視され、日米の金利差縮小で円高基調になることが予想されている。しかし、過去のデータに基づけば、仮に円高になったとしても日本株の動向にあまり弱気になる必要はないのではないだろうか。 (丸)
■関連記事
-
人生100年時代の歩き方 花王は35年、増配率21.4倍…注目の連続増配銘柄はコレだ!【表あり】3.27が権利付き最終日
-
語り部の経営者たち 不易糊工業 鈴木勝也社長(4)安心安全のシンボル「フエキくん」が少子化の荒波に負けない頼もしい味方に
-
語り部の経営者たち 不易糊工業 鈴木勝也社長(3)スティックノリの応用で化粧品が大ヒットも…“コロナ前”に消費行動が戻らず
-
新NISAで買っていい?企業診断 パチスロ・パチンコ業界向け不動産事業で稼ぐJALCO HDは2025年を「第2の創業」と捉え積極経営
-
語り部の経営者たち 不易糊工業 鈴木勝也社長(2)創業100周年、次の100年を作るための世代交代 義父の提案で異業種から転職