安倍派5人衆の政治責任は塩谷座長を“生贄”で幕引きか…森元首相の介入で茂木幹事長が腰砕け
「5人衆」こそが議員辞職がスジ
「塩谷さんは、森さんの反対で会長にしてもらえなかったお飾り座長。安倍派の実権を握っていたのは5人衆です。塩谷さんひとりが辞任したって世論は納得しない。安倍派内でも中堅・若手は5人衆に対して怒っていて、『5人衆が責任を取るべし』と突き上げています」(安倍派関係者)
今月26~28日に実施された日経新聞の世論調査では、「安倍派の幹部に離党勧告などの処分をすべき」が71%に上った。一般世論にとって安倍派幹部イコール5人衆だろう。
高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)が言う。
「安倍元首相の死去後、5人衆の集団指導体制だったのですから、まず責任を取るべきは5人衆でしょう。党の役職辞任では責任を取ったことにならない。離党は当然のこと、揃って議員辞職すべきです。派閥の会計責任者を人柱にして刑事責任を問われず、さらに政治責任でも人柱を立てて逃げるのか。国会の議場でヘラヘラ笑って勝利宣言なんて許せません。5人衆こそ何らかの制裁を受けなければおかしい」
このままグダグダで幕引きなんてあり得ない。