“ドライバー池田”こと池田佳隆容疑者の呆れた二枚舌 拝金主義への疑問と道徳的価値感を語っていたのに
《小渕優子さんにドリルを借りればよかったのに…》
SNS上ではこんな皮肉の投稿もある。自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、最大派閥「安倍派」(清和政策研究会)から5年間で計4826万円のキックバックを受けたにもかかわらず、政治資金収支報告書に記載していなかったとして東京地検特捜部に政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いで逮捕された池田佳隆容疑者(57・自民党を除名)。
特捜部は勾留期限の26日にも同違反で逮捕された政策秘書の柿沼和宏容疑者(45)とともに起訴する方針だが、ネット上で話題となったのが、特捜部の調べに対し、柿沼容疑者とは別の秘書が「池田議員の指示で事務所のパソコンをドライバーなどの工具で壊した」などと話している、と報じられたことだ。
過去の自民党をめぐる政治資金の事件では、小渕優子選対委員長(50)の事務所が検察の家宅捜索を受けた際、パソコンのハードディスクがドリルで破壊されていたことが判明。露骨な証拠隠滅として怒りの声が上がったが、池田容疑者についても、ネット上では《ドリルの次はドライバーか》《国民を愚弄している。厳罰処分にしてほしい》との声が続出した。