バイデン政権誕生ならいよいよ不透明感が増す「球団経営」
もし、バイデンが政権を獲得すれば、保守的な言動が目立つバイデンが若者受けを狙ってサンダースとの協力関係を強調する場面が増えるだろう。その時、サンダースが大企業への規制の一環として球界に情報開示の徹底や経営の透明化を求めたり、さらには球界の経営の根幹ともいえる独占禁止法の適用除外の取り消しを進言すればどうなるか。
人気取りのためにバイデンがサンダースの提案に理解を示すそぶりを見せるだけで、球界には経営面での先行きの不透明感が増すことになる。その意味でも、少なくとも経営者たちにとってバイデン政権の発足は避けたい選択肢となるのである。