大統領の感染で危機…メジャーも救った「世界最高峰の医療」
「トランプ大統領、コロナで入院」
世界を駆け巡った話題ではあったものの、トランプは新型コロナ感染症の陽性判定から1週間と経たずに公務に復帰した。しかも、10月7日に公開したビデオメッセージで「気分は最高だ」「神の恵みだと思う」と述べ、「力強い大統領」の姿を国民に示した。
また、自分が受けた治療をすべての米国人が受けられるようにしたいと述べ、選挙戦対策にも余念がない。
確かに、南北戦争以来、歴代の大統領専属の主治医は米軍所属の優秀な医師が務めている。
今回、大統領の主治医として一躍世界的に注目を集めたショーン・コンリーもアフガニスタンでの従軍の経験を持つ海軍の軍医で、2018年から大統領専属の医師団に参加している。現在40歳と、医師としては気力、体力ともに最も充実した時期にある。
■24時間体制で受診
コンリーが「ホワイトハウスでは世界最高峰の医療を24時間体制で受けられる」と断言し、大統領の治療に全力を尽くしたことを誰よりも感謝しているのは、トランプ自身に他ならない。