“ノーコン天国”巨人でドラ3赤星が開幕ローテ入りへ殴り込み!武器は精密機械並みの制球力

公開日: 更新日:

 巨人の新人が開幕ローテーション入りを手繰り寄せた。

 2度目の先発となったドラフト3位・赤星優志(22=日大)が、甲子園で行われた13日の阪神戦に先発。初回から151キロをマークするなど、自己最長の5回を投げ、無四球の好投で阪神打線を4安打無失点に抑えた。

 日大鶴ケ丘時代に甲子園出場経験はなし。「高校の頃から憧れの場所。全体的にコントロール良く投げられたのが良かった」と話した赤星に、原監督は「開幕ローテ入りに前進? はい。もともと肝っ玉が大きいんでしょう。いろんな球種もあるし、ストライクゾーン、ベース板を大きく使える」と及第点。桑田投手チーフコーチも「次回も先発で考えている」と言い切った。

■「久保裕也2世」の声も

 日大時代の昨年は春に東都大学リーグの1部昇格に貢献、秋のリーグ戦で好投した。巨人の水野スカウト部参与(現スカウト部長)は「制球力が良くて常に安定した投球ができる」と評価していた。さるチーム関係者がこう言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…