糖尿病
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ふきのピリ辛みそ炒め 高血圧や糖尿病予防に効果大
以前から考えていたことなのですが、私が淡路島に移住した大きな理由のひとつは、環境を汚染しない、持続可能な循環型のライフスタイルを送るためにということでした。 江戸時代は「ゴミがなかった時代」といわれています。農業においては、...
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脳卒中や心筋梗塞を40代で突然起こしてしまう人の共通点
かつては、脳卒中や心筋梗塞を起こす人といえば、高齢者がほとんどでした。私が医師になった20年ほど前を振り返っても、40代で脳卒中や心筋梗塞を起こすというのはその原因となるなんらかの遺伝子を持っている特別なケース。「普通に」生活してい...
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在宅勤務でも体重と血糖コントロールが良好な人の共通点
患者さんを診ていて、外出自粛や在宅勤務で活動量が減少傾向にある今の状況で、思ったほど血糖コントロールが悪くなっていない人がいます。お話を伺うと、共通点として「犬の散歩」などストレスの少ない運動の実践がありました。 糖尿病歴3...
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ラグビー流大選手を見習いたい 時間がある今料理を始めよう
先日、新聞で紹介されていたのが、ラグビー選手、流大さん(サントリーサンゴリアス所属)の料理の写真。本来、トップリーグのシーズン真っ最中ですが、3月23日に中止になり、チームの練習もなくなったため、これまで経験がほとんどなかった料理を...
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在宅ワークの夫が糖尿病…リモート生活で高まる健康リスク
家族にひどい咳が続いていたら…今の時期なら真っ先に新型コロナウイルス感染による肺炎などを疑うだろう。しかし、このようなケースもあるので要注意だ。 「うちの夫が糖尿病になっちゃった! ズボラ夫が血糖値を下げた方法」(日本実業...
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体重維持のポイントは常にチェックし太ったらすぐに対策を
「通勤がなくなり活動量が激減した」 「仕事場にしているリビング、台所、トイレ、風呂の間を行き来するのが、1日の活動量」 「自宅に置いているお菓子を、仕事の合間につまんでしまう」 こんなふうに話すのは、40代後半の女...
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運動嫌いが運動せずに活動量を増やす…グッズを使ってみる
緊急事態宣言が出されたこともあり、極力自宅から出ないで過ごされている方も多いことでしょう。ぜひそうしていてほしいところですが、ようやく運動習慣が身に付いてきた方が、しばらくしないでいることで、「運動しないことが普通の毎日」に戻ってし...
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巣ごもり生活で自炊が増えて結果的に健康度が上がった
週末や平日夜間の外出自粛、ナイトクラブ、バーなどの飲食店の利用自粛が要請されたことで、ストレスをため込んでいる方も少なくないでしょう。また、飲食店などを経営されている方にとっては、お客さんが激減し、しかし「来てください」と積極的に言...
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血糖コントロールは冬に悪くなる 春はリカバリーに注力を
東京では例年よりもかなり早くに桜が咲き、まさに春。新型コロナウイルスの影響で、東京都や関東各県で28、29日の移動自粛の要請が出されました。このストレスフルな状況を、少しでも楽しいことを見つけることで、乗り切ってほしいと思います。 ...
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血糖コントロールが悪い人は脱水傾向 こまめな水分補給を
新型コロナウイルスに対して糖尿病患者が気を付けることについて、日本糖尿病学会では「一般的な衛生対策に加えて、不要不急の外出を避けることや人混みを避けること」とホームページで紹介しています。 新型コロナウイルスにかかった時、心...
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「尿タンパクが出ていないから腎臓は大丈夫」に騙されない
60代の男性は、約20年前に糖尿病と診断されました。薬を飲んだり飲まなかったりしているうちに、血糖値は年々上昇。50歳を越えた頃には尿タンパクが出るようになり、腎機能指標のひとつであるクレアチニン値も高くなっていました。それでも生活...
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糖尿病の3大合併症である「腎症」の考え方が変わってきた
糖尿病の3大合併症は、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害です。残念ながら、これらの合併症は一度発症すると治りません。ただし、早く発見し、治療を行えば、進行を遅らせることができます。それができなかった場合、糖尿病性腎症は人...
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食生活に注意し標準体形なのに悪玉コレステロールが高い
49歳の男性はこの数年、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が徐々に上がってきており、昨年10月の健康診断でとうとう基準値を超えてしまいました。 この男性は子ども時代はややぽっちゃり、ひとり暮らしだった大学生から20代...
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新型コロナウイルス感染拡大 糖尿病患者が絶対やるべき対策
新型コロナウイルスのニュースが連日報じられています。日本ではまだ大流行が認められる状況ではありませんが、ワクチンや薬がないと聞き、不安感を高めている人もいるでしょう。 海外旅行や海外出張を取りやめた人、人混みを避けるためにイ...
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仲間をつくったら運動嫌いの人が三日坊主に終わらずに済んだ
運動習慣を身に付けたいけど挫折してしまうという人は、家族や仲間と一緒にやると挫折しづらくなります。 ある大手健康機器メーカーでは、心筋梗塞や脳卒中を減らすことをミッションとした事業を立ち上げるにあたって、社員の健康度を高める...
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健康維持のために注目すべき5つの生活習慣 英国医師会誌に掲載
「飲酒」「喫煙」「少ない身体活動量」「偏った食習慣」は将来的な健康リスクといえます。しかし、健康的な生活習慣によって、病気をせずに長生きできるかどうかを調査した研究報告は限定的でした。 そのような中で「生活習慣と健康余命」の関...
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持病に糖尿病やがん…新型肺炎からどうやって身を守るべき
新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が日ごとに増えている。厄介なのは、無症状での発症例が少なくないこと。中国・武漢からチャーター便3便で帰国した565人のうち感染者は8人で、5人は無症状だった。今後は、感染しても無症状の人が、ウイル...
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ダメばかりは長続きしない 悪いことを重ねないが重要
糖尿病をはじめ、生活習慣病は、とかく「あれをやってはいけない、これをやってもいけない」となりがちですが、それでは長続きしないのが人の常。 私はまずは、「悪いことを2つ、3つと重ねない」を、頭にとどめておいてほしいと思っていま...
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睡眠時間が短いと夕食後のカロリー摂取と体重が増える
患者さんによく言っていることのひとつが、「睡眠をしっかり取ってください。質の良い睡眠を取れるようにしてください」です。なぜなら、慢性的な睡眠不足が、糖尿病や肥満のリスクを上げることは研究ではっきりと分かっているから。 中には...
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口腔内の環境が良くなれば血糖値は下がるのか?
【Q】糖尿病で通院中です。医師から歯科医院での口腔内ケアを強く勧められました。口腔内の環境が良くなれば血糖値は下がるのでしょうか? 【A】糖尿病に歯周病が関連していることは明らかで、口腔内環境を整えることで血糖値も下がるといわれ...
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超便利な世の中到来で“普通”の生活が肥満を招く
肥満というと「めちゃくちゃな食生活を送ってきたんだろうな」という印象が強くありませんか? 人よりもたくさんの量を食べたり、深夜にラーメンが日常的だったり、焼き肉&大盛りご飯が大好物だったり……。食生活は不規則で、加えて運動不足。肥満...
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腎臓<下>人工透析にならないための対策 3つのポイント
動脈硬化を進行させる糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病は、「慢性腎臓病(CKD)」の大きな発症リスクになる。血液をろ過し、尿をつくるという重要な働きをしている腎臓は、毛細血管の塊のような組織だからだ。 特に、末期腎不...
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糖尿病の新常識 「血糖」「血圧」「脂質」のチェックが重要
2020年連載1回目の今回は、これまでの“常識”とは大きく変わった糖尿病の知識を改めて紹介したいと思っています。 まずは、なんといっても、「糖尿病は治る病気だ」ということです。これまでは、「糖尿病は一度発症すると一生付き合っ...
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正月明けに寝苦しさや寝起き後の疲れが…夜間低血糖を疑え
年末年始ゆっくり休んだはずなのに寝苦しく、歯ぎしりがひどく、寝汗をかいて眠りが浅く、悪夢ばかり見る。朝起きると疲労感があり、頭痛や肩こりがひどい。そんな人は「夜間低血糖」を疑った方がいいかもしれない。夜間低血糖は心臓突然死や骨折など...
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おせちは食塩と糖質の宝庫…糖尿病や高血圧症の人は要注意
正月は朝から家族でおせち料理を囲んでいる人も多いだろう。しかし、血糖値や血圧が高い中高年は要注意だ。「食塩」と「糖質」が多く含まれているからだ。どれほどの量が含まれているのか? 愛国学園短期大学非常勤講師で栄養士の古谷彰子氏に聞いた...
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食物繊維を増やすと血糖・血圧・脂質を同時に改善できる
10月3~5日にドバイで開かれた「米国心臓病学会中東カンファレンス2019・第10回首長国連邦心臓学会合同学会」にて、興味深い研究結果が発表されました。それは、2型糖尿病患者が食物繊維の摂取量を増やすと、血糖、血圧、脂質を同時に改善...
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高血圧、糖尿病、肥満は50代でも心不全のリスクを上げる
「心不全」と聞いて、どんな病気かはっきりイメージできる人は少ないのではないだろうか。せいぜい「心臓がうまく働かない状態」と思いつくのが関の山では? しかしこの病気、深刻なレベルで増加傾向にあるという。岡山大学大学院循環器内科教授の伊藤...
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食べて飲みながら血糖値をコントロール不良にしないワザ
最近は忘年会に参加しない人が増えているようです。シチズン時計が10月に実施した意識調査では、ビジネス関連の忘年会の回数を「0~1回が適当」と答えた人が9割近く。1次会の時間も「2時間」が約半数を占め、帰りを気にする時間は「20時前」...
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糖尿病女性は42%も発症抑制 低用量アスピリンの認知症予防効果は本物か
年を取ると、多かれ少なかれ認知症が気になるだろう。2025年には、65歳以上の5人に1人がそうなると見込まれている。中でも糖尿病は認知症のリスク因子のひとつだが、その糖尿病と認知症との関係で注目の研究結果が発表された。 兵庫...
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糖尿病の発症1年未満は膵臓がんの発症リスクが5倍高い
糖尿病がきっかけで、がんが早期発見されるケースがあります。 50代前半の男性は、昨年、糖尿病が分かりました。診断された当初は「これからずっと糖尿病と付き合っていかなければならないのか。食べたいものを食べられないのか」と落ち込...