著者のコラム一覧
坂本昌也国際医療福祉大学 医学部教授 国際医療福祉大学 内科部長・地域連携部長

専門は糖尿病治療と心血管内分泌学。1970年、東京都港区生まれ。東京慈恵会医科大学卒。東京大学、千葉大学で心臓の研究を経て、現在では糖尿病患者の予防医学の観点から臨床・基礎研究を続けている。日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本内分泌学会の専門医・指導医・評議員を務める。

体重維持のポイントは常にチェックし太ったらすぐに対策を

公開日: 更新日:

「通勤がなくなり活動量が激減した」

「仕事場にしているリビング、台所、トイレ、風呂の間を行き来するのが、1日の活動量」

「自宅に置いているお菓子を、仕事の合間につまんでしまう」

 こんなふうに話すのは、40代後半の女性。本格的なテレワークに入ったこの3週間で、気がつけば3キロ太っていたそうです。体重が数キロ増えた程度なら、食事内容に気を付け、少し活動量を増やすようにすれば、元の体重に戻せます。

 ポイントはすぐに対策を講じること。10キロより5キロ、5キロより3キロと、減らす体重が少ないほど、目標到達までの道のりは短い。かつ、苦労もしなくていい。

 中年以降のダイエットで何が難しいかというと、体重を落とそうと思ったら筋肉量もガクンと落ちてしまい、その落ちた筋肉量を取り戻すことが困難である点です。筋肉が落ちれば代謝が落ちて「太りやすい体」になるばかりか、高齢者になると転倒やケガのリスクを高め、寿命にも関係してきます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース