糖尿病
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「桜観察」を続けていたらいつの間にかジョギングが日課に
お花見シーズンです。今年は3月17日に、福岡で全国で最初となるソメイヨシノの開花が観測されました。日本気象株式会社の発表によると、全国的に平年より気温が高くなる予想となり、東日本、西日本では満開時期は平年並みか平年より早いとのこと(...
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AIを活用した「人工膵臓」の開発 チューブ不要のパッチ式
1型糖尿病患者では、一日に何度もインスリン注射が必要になる。そのインスリン注射を自分で打たなくて済むシステムが「人工膵臓(すいぞう)」。正式には「インスリン自動投与制御システム(AIDシステム)」という。欧米ではすでに臨床使用されて...
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中性脂肪の「本当の数値」を知っていますか?正常だと思っていたら…
中性脂肪の場合、健康診断や人間ドックで示される数値が、「本当の数値」とは限りません。つまり、正常範囲内だと思っていたら、そうでない可能性もあるのです。 中性脂肪は、血液中に存在する脂質です。コレステロールも同様に血液中の脂質...
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足裏がじーんとしたり靴下を2枚履いている感じがあればすぐ病院へ
初診の患者さんが「体がだるく、喉の渇きがひどい。ダイエットをしているわけでもないのに痩せてきた」という話をしたら、たいていの医者はがん、甲状腺機能異常、糖尿病を思い浮かべるでしょう。 その中で糖尿病に関してお話しします。「体...
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「遺伝子変異」では病気は決まらない 病気になる確率は6.9%
病気というのは、糖尿病にしてもぜんそくにしてもがんにしてもそうですが、「生まれつきの体質」と「生まれてからの環境」の2つの原因によって起こります。 生まれつきの体質というのは遺伝子の情報によって決まります。人間の遺伝子のすべ...
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ヨーグルトを積極的に食べると「2型糖尿病」になりにくい?
ヨーグルトを積極的に食べると、2型糖尿病のリスクを低下できるという研究結果が発表されています。ハーバード公衆衛生大学院栄養学部の教授らが行ったもので、10万人以上を対象に健康状態についてのアンケートを実施。2年ごとに行われ、追跡率9...
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血糖コントロールはしっかりでき低血糖は起こしにくい薬
現在、日本の2型糖尿病の治療現場でもっとも多く使われている薬がDPP-4阻害薬です。糖尿病の薬には、膵臓からのインスリン分泌を促すことで血糖値を下げるインスリン分泌促進系と、インスリン分泌以外の作用で血糖値を下げるインスリン分泌非促...
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薬や治療に対する質問は大歓迎 事前にメモしておけばスムーズ
患者さんの中には、「先生の言うことに反論してはいけない」と思っている方がいます。「薬を変更したいと言うと嫌がられるのではないか」「質問をすると怒られるのではないか」と、言葉をのみ込んでいる方はかなりいるのではないでしょうか。 ...
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薬を早い段階で飲み始めるか、食事と運動でギリギリまで頑張るか…
糖尿病専門医は患者さんを診察していく中で、今の状態だと血糖コントロールは今後どのように変化し、あと何年くらいで合併症が出てくるだろうと予測しながら、治療計画を立てています。 進行を遅らせ、合併症を発症する時期を最大限に遅らせ...
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HbA1c7%以下を長期に維持してる人はコロナ感染しても重症化しない
血糖値の1~2カ月の平均を反映し、血糖コントロールの指標となるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)。この数値を良好に、さらに長期的に保つと、新型コロナウイルスに感染しても重症化しないことが、米国の大学の調査で明らかになりました。 ...
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SGLT2阻害薬 日本で初めての慢性腎臓病治療薬として承認
昨年8月、SGLT2阻害薬である「フォシーガ」が、日本で初めての慢性腎臓病(CKD)の薬として承認されました。SGLT2阻害薬は2014年に2型糖尿病の治療薬として発売され、一部は19年に1型糖尿病の治療薬としても承認。糖尿病治療で...
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痩せているのに糖尿病予備群…インスリン抵抗性が肥満者と同程度
痩せている若い女性は、肥満の女性と同じように、将来的に糖尿病を発症するリスクが高いことが研究で明らかになっています。 日本は、世界でも有数の「痩せ形女性」が多い国。先進国の中では、痩せ形(体格指数BMIが18.5未満)の女性...
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ストロング系チューハイ「2本目」に手を伸ばす前に考えてほしいこと
ストロング系チューハイは、アルコールを摂取する方なら大抵の方がご存じの通り、アルコール度数が9~12%と非常に高く、ジュースのような甘い口当たりと清涼感で、グイグイ飲めるお酒です。 ビールやアルコール飲料が苦手な人でも飲みや...
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アルコールのカロリーは糖質より「度数」の方が糖尿病には影響が大きい
年末年始は、飲酒量が増える季節です。コロナの影響で忘年会や新年会が例年より減ったとはいえ、飲む機会は平時よりはあるのではないでしょうか? 糖尿病の人がアルコールを飲む時の注意点や心掛けについて、今回は取り上げたいと思います。 ...
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パソコンやスマホを長時間使う人ほど過食になり太りやすい
デジタル機器の使用時間が長くなることで、子供の視力低下が進んでいると聞きます。昨年6月、京都市でコロナによる一斉休校の終了を受けて市内小学生の視力検査を実施したところ、視力が0.7未満の子供は、前年比で6ポイント増の23%でした。 ...
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体重を減らすだけで糖尿病は「治る」のか? 臨床研究報告
糖尿病は治らない病気と言われてきました。たしかに糖尿病が完全に治ることは、難しいと言っていいと思います。ただ、「治る」という表現にも結構幅があるものです。 糖尿病の患者さんが、薬などの治療を中止しても正常と呼ばれる血糖値にな...
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「運動習慣」がある人は感染症にかかっても重症化しにくい
コロナの感染者数が激減し、旅行や友人たちとの会食もしやすくなりました。しかもおいしい食材が出てくる秋冬。「コロナ太りが解消できていないのに、また太った」という話を最近よく耳にします。今年は、昨年できなかった忘年会、新年会を計画してい...
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数値が悪化しやすいシーズン到来…コロナ太りは年内に改善を
今年も残すところ1カ月ちょっとになりました。昨年に続き、多くの人にとってコロナに翻弄された一年だったと思います。 この欄にも何度も登場した「コロナ太り」という言葉。いまだ解消されていない人は、年を越す前に、少しでも元の体重に...
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セカンドミール効果に注目 夕食2時間前のおやつは食後血糖値の上昇を抑える
「ダイエット中だからおやつは抜いているの!」 職場や友人同士の会話でもときどき耳にする言葉だ。おやつは太る、栄養のバランスを崩すとの悪いイメージを持つ人は多い。もちろん、食事は3食バランス良くが基本であり、おやつの食べすぎは健...
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低血糖は最初が肝心 繰り返すと重症化して気付きにくくなる
血糖値が正常範囲以下にまで下がった状態を「低血糖」と言います。一般的に血糖値が60㎎/デシリットルを下回ると、異常な空腹感、体のだるさ、動悸、冷や汗、ふるえ、不安感などが生じ、45㎎/デシリットルを下回ると、眠気、強い脱力感、めまい...
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健康な人より意識してタンパク質を取らなければならない理由
「痩せるために、お肉は食べないようにした方がいいですよね」とおっしゃる糖尿病患者さんが時々います。 糖尿病に肥満は禁物。摂取カロリーを減らして肥満を解消しなくてはなりません。でもそれは、お肉NGということではない。 お...
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森永卓郎さんは糖尿病を克服 12年前は「足が象の脚のようにパンパンに腫れて…」
「60歳を生きて迎える森永さんを想像できない」 そう医者に言われたのは2010年のことです。当時53歳。仕事は多忙を極めていました。 2000年に「ニュースステーション」(テレビ朝日系)のコメンテーターになったことを皮...
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ファストフード店が多い地域では糖尿病の人が多い 米国医師会誌に論文
糖尿病の発症率には地理的な格差が知られています。過去の研究では、居住地の近隣に運動に適した環境や健康的な食材を入手しやすい環境があると、糖尿病を発症しにくい可能性が報告されていました。しかし、これまでに報告されている研究の多くが、都...
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11月14日は「世界糖尿病デー」 すぐに実践できる血糖対策とは?
11月14日は「世界糖尿病デー」だというのをご存じだろうか。この日は、世界に拡がる糖尿病の脅威に対応するためにIDF(国際糖尿病連合)とWHO(世界保健機関)が制定したもの。わが国でも、糖尿病患者とその予備群(高めの血糖値が心配され...
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1日200kcal分の食事減で肥満高齢者の動脈硬化が改善 米大医学部の研究結果が
適度な運動をしつつ、1日の摂取カロリーを200キロカロリー減らすと、血管の健康が大幅に改善する可能性がある――。今年8月、「Circulation」という循環器の専門雑誌にこんな研究結果が掲載されました。 これは、米ウェイク...
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糖尿病の治療薬そのものが認知症対策に役立つ可能性あり
糖尿病の合併症のひとつに認知症があります。糖尿病の人は、そうでない人と比べてアルツハイマー型認知症に約1.5倍なりやすく、脳梗塞や脳出血など脳の血管障害で起こる脳血管性認知症に約2.5倍なりやすいという報告があります。 また...
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だだちゃ豆シーズンになると血糖コントロールが悪くなるのは…
私は普段は国際医療福祉大学三田病院で患者さんを診ていますが、週1回、山形県鶴岡市の病院で診療を行っています。 山形県で診療を始めて、改めて気付いたことがあります。それは、その土地柄の特産物が血糖値やHbA1cの上下に関係して...
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座りっぱなしは「心臓病」「糖尿病」「がん」のリスクを高める
全都道府県で、緊急事態宣言が解除されました。再び宣言が発令される可能性もなきにしもあらずでしょうが、ひとまずは、だんだんと人流が活発化していくことが予想されます。今まで家の中で多くの時間を過ごしていた人も、旅行や買い物などを楽しめる...
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新型コロナ感染で「ウイルス糖尿病」を発症する可能性も
新型コロナに感染した人は糖尿病を発症する恐れがある。こんな研究論文が注目されているのをご存じだろうか。 米スタンフォード大学の微生物学者であるピーター・ジャクソン教授の研究で、5月18日付の学術誌「Cell Metaboli...
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継続して実行できる「短期的な目標」と「長期的な目標」を持つ
糖尿病は、長く付き合っていかなければならない病気です。 摂取カロリーの制限、規則正しい食事時間、減塩、定期的な運動など、患者さんに実施して欲しいことは山のようにありますが、厳し過ぎる課題は、患者さんが継続できません。 ...