著者のコラム一覧
坂本昌也国際医療福祉大学 医学部教授 国際医療福祉大学 内科部長・地域連携部長

専門は糖尿病治療と心血管内分泌学。1970年、東京都港区生まれ。東京慈恵会医科大学卒。東京大学、千葉大学で心臓の研究を経て、現在では糖尿病患者の予防医学の観点から臨床・基礎研究を続けている。日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本内分泌学会の専門医・指導医・評議員を務める。

運動嫌いが運動せずに活動量を増やす…グッズを使ってみる

公開日: 更新日:

 緊急事態宣言が出されたこともあり、極力自宅から出ないで過ごされている方も多いことでしょう。ぜひそうしていてほしいところですが、ようやく運動習慣が身に付いてきた方が、しばらくしないでいることで、「運動しないことが普通の毎日」に戻ってしまうのも心配です。先日、たまたま通りかかった店で自宅でも簡単にできる運動グッズを見つけたので、ある高齢の患者さんにお渡ししたところ、大変喜んでもらえました。

 別の患者さんからは、「こういうものがあるとは知りませんでした。実際に使ってみたら、案外楽しく使えることが分かりました。むしろテレビを見ながらできるので、私に向いているかもしれません。ほかにも、自分に合っているものを選んでみようという意欲が湧いてきました。外出自粛が解けたら、店に探しにいってみるつもりです」という意見もいただきました。

「食わず嫌い」ではないですが、「もともと運動嫌い」という人ほど運動するのに腰が重い傾向があります。嫌なことに時間を費やすのは、気が向きませんよね。その気持ちは私にも理解できます。ところが、始めてみたら意外にも続けられた、という人もいるんですよ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった