正代「勝ち越せれば」の危うさ…無欲で後ろ向きな性格アダ

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 現実的と言えば聞こえはいいが……。

 大関正代(29)が11月30日からトレーニングを再開した。新大関として臨んだ11月場所は3勝2敗10休。3日目の高安戦で左足首靱帯損傷のケガを負い、次の1月場所はいきなりカド番で迎えることになる。

 そんな正代は来場所の抱負を聞かれると、「勝ち越せればいいかな」と話した。カド番である以上、2場所連続負け越しだと大関から陥落。勝ち越せば、今の地位をキープできる。だから「勝ち越したい」というのだ。もちろん、左足首の回復具合や今後の調整も加味した上で、慎重な発言になったのだろう。

 しかし、2場所前に優勝した大関が「勝ち越せればいい」とは、あまりに欲がなさ過ぎないか。

 そもそも正代はネガティブな性格で知られ、大言壮語を口にすることもなかった。対戦相手が誰かも、事前に知ろうとしない。あらかじめ名前を聞くと嫌なイメージばかり浮かぶそうだ。そのため、取組当日に師匠に相手の名前を明かされるまでは、誰と戦うかも知らないという。

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