大栄翔
-
若元春は大関とり消滅、大栄翔と豊昇龍も崖っぷち…そして関脇三人衆を待つ星の潰し合い
1人が脱落し、2人が崖っぷちとなった。 関脇三人衆が揃って“討ち死に”した20日の名古屋場所12日目。大栄翔(29)が玉鷲にはたき込みで敗れると、続く豊昇龍(24)は北勝富士に押し出され、若元春(29)は結びの一番で霧島に寄...
-
元琴光喜が語る「大関論」 名古屋場所で繰り広げられる3関脇昇進レースも占う
大栄翔(29)、豊昇龍(24)、若元春(29)の3関脇による大関とりが話題になっている名古屋場所。誰が出世街道を駆け上がるのか。地元愛知県出身で、現在は名古屋市内で「焼肉家 やみつき」を経営する元大関・琴光喜こと田宮啓司氏(47)に...
-
大関候補3人が白星発進も豊昇龍の左手に土? 名古屋場所初日「疑惑の判定」なぜ起きた
誰もが納得できる軍配ではなかった。 新大関候補の関脇3人が揃って白星発進となった9日の7月場所初日。正代を押し出した大栄翔(29)には異論を挟む余地がないものの、あと2人の取組は“疑惑”の目を向けられかねない判定だった。 ...
-
大関取りの大栄翔“後輩大関”の二の舞い不安も 押し相撲→四つ相撲なら長い活躍目指せる
星勘定で言えば、もっとも大関に近い力士だ。 3力士による大関とりが話題の7月場所(9日初日)。直近2場所は豊昇龍と若元春が21勝、大栄翔(29)は22勝なので、大関昇進目安の「三役で3場所33勝」まで残り11勝だ。 ...
-
激戦必至の名古屋場所で3関脇を迎え撃つ横綱の覚悟 大関トリプル昇進どころか全滅もあるぞ
灼熱の名古屋を制するのは誰か。 7月9日に初日を迎える大相撲名古屋場所。真夏の開催とあって体調管理が難しく、3月の大阪場所と並んで「荒れる場所」と呼ばれている。昨年も平幕の逸ノ城が初優勝。2020年もケガと病気で序二段まで落...
-
朝乃山は三役以上に連敗で無念の3敗目…現状維持では大関復帰も危うい?
対策実らず、である。 前頭14枚目ながら、26日の13日目に横綱照ノ富士と対戦した朝乃山(29)。今場所の優勝争いを大きく左右する一番だったが、しかし、過去5戦5敗と合口の悪い相手に完敗である。 ともに右四つを得意と...
-
関脇・大栄翔の大関とり「2場所22勝」で現在“リーチ” 平幕での成績が起点でも問題なし?
大関ダブル昇進となるか。 14日初日の大相撲5月場所。注目は途中休場した昨年9月場所以来、4場所ぶりの出場となる横綱照ノ富士や、霧馬山の大関とり。2021年5月場所以来の幕内復帰となった元大関の朝乃山など、話題は多い。 ...
-
「押し相撲は相手が引くまで押す」大栄翔の引かない16番、富士桜の信念を思い出す
照ノ富士と貴景勝の休場で横綱・大関不在となった春場所は、14日目まで2敗の小結大栄翔と3敗の関脇霧馬山が千秋楽に優勝を争い、霧馬山が本割、優勝決定戦と連勝して初優勝した。 2番とも大栄翔が立ち合いから押し込み、霧馬山が土俵際...
-
横綱・照ノ富士が2日目初黒星で試練…迫る苦手相撲の猛攻重圧とよぎる先場所の悪夢
「鬼門」がひとつだけとは限らない。 2日目(14日)にして早くも土がついた横綱照ノ富士(30)。大栄翔(28)に押しまくられ、体を横向きにされて送り出された。土俵の最高位にとって、屈辱の負け方だろう。大栄翔には7勝4敗と勝ち越...
-
照ノ富士が金星配給…玉鷲にノド輪で体起こされ、昨年9月場所の“デジャビュ”
快進撃を止めたのは、やはり押し相撲だった。 横綱照ノ富士(30)が14日、モンゴルの先輩・玉鷲(37)に金星を配給した。立ち合いで左まわしを狙うも、怒涛の突き押しに防戦一方。ノド輪で体を起こされ、前のめりになったところを突き...
-
不動の横綱・照ノ富士を脅かすのは「技よりパワー」 大栄翔の強烈な押し相撲に大苦戦
192センチ、184キロ。この巨漢の横綱照ノ富士(29)を倒すにはどうすればいいか? そのヒントを提示したのが、大栄翔(28)だ。 15日は結びの一番で横綱と対戦。立ち合いから押し相撲で圧倒し、一時は横綱がつま先立ちで徳俵に...
-
照ノ富士が大栄翔に初金星献上も「有意義な1敗」 “王道相撲”が土俵レベルを引き上げる
無念の初金星献上となってしまった。 新横綱・照ノ富士(29)が20日、大栄翔に敗れ今場所初黒星。立ち合いから右のおっつけで左のまわしを取らせてもらえず、突き押しに苦戦。前に前に突き進む平幕を止められず、寄り切られた。 ...
-
カド番大関・正代お粗末な土俵際…試合に勝って勝負に負け
11日、運を味方につけて2勝目を挙げたのが大関正代(29)だ。 立ち合いから大栄翔のまわしを狙うも取らせてもらえず、突き押しに防戦一方。あっけなく土俵外……と思いきや、起死回生の突き落としだ。 【写真】この記事の関連写...
-
大栄翔と御嶽海は好対照 5月場所「大関昇進」レースの行方
対照的な三役対決となる。 緊急事態宣言中は無観客で行われる大相撲5月場所の注目は、御嶽海(28)と大栄翔(27)の両小結だ。 【写真】この記事の関連写真を見る(09枚) 対戦成績は御嶽海の8勝7敗と、ほぼトント...
-
貴景勝17キロ減が奏功 “おもり”外れ初日から2連勝の快進撃
先場所とはまるで別人のような相撲だ。 大関貴景勝(24)が初日から2連勝。15日は先場所を制した大栄翔との押し相撲対決に臨み、得意の突き落としで仕留めた。 【写真】この記事の関連写真を見る(12枚) 昨年11月...
-
白鵬が捨て身技で229日ぶり白星 狙うは“休場のための優勝”
延命のためならエンヤコラ、である。 昨年7月場所以来、4場所ぶりに土俵に上がった横綱白鵬(36)。14日の初日は先場所V力士の大栄翔を下し、白星発進となった。 【写真】この記事の関連写真を見る(12枚) 注目の...
-
初V大栄翔「親孝行できた」と笑顔 大関昇進の現実味と課題
「夢がかなったようなもの。うれしい思いしかない」 初場所を13勝2敗で制した大栄翔(27)が、一夜明け会見で万感の思いを語った。 母子家庭で育ち、親に負担をかけないために角界入りしただけに、「親孝行ができた」と頬を緩ま...
-
大栄翔が初優勝 平幕V続出「戦国時代」の裏の“角界の凋落”
令和3年も平幕力士のVで幕を開けた。 24日に千秋楽を迎えた大相撲1月場所。2敗で単独トップに立っていた前頭筆頭・大栄翔(27)が隠岐の海を突き出し、自身初の賜杯を手にした。埼玉県出身としても、追手風部屋所属力士としても初め...
-
初場所賜杯争い正代に無言の重圧…吹っ切れた大栄翔に勝機
賜杯の行方は千秋楽まで持ち越しとなった。 ともに2敗で優勝を争う大関正代(29)と平幕の大栄翔(27)。22日はいずれも白星を手にしたものの、果たして「軍配」はどちらに上がるのか。 苦しい立場なのが正代だ。横綱不在と...
-
大栄翔がストレート給金 躍進支える“ネズミ”退治と経験値
苦戦しながらもストレート給金を手にした。 速射砲のような突っ張りを武器に、初日から3大関を破り、関脇、小結も蹴散らした前頭筆頭の大栄翔(27)。17日は輝の攻めに泡を食ったのか、土俵際まで押し詰められた。それでも上体をのけ反...
-
大関貴景勝が初日から2連敗…今場所の綱とり“ジ・エンド”
綱とりの夢があっという間に散った。 大関貴景勝(24)が初日から2連敗。昇進は絶望的だ。 【写真】この記事の関連写真を見る(14枚) 初日は御嶽海相手に土。前に出るべき場面で消極的になり、押し出された。11日の...
-
翔猿がV争いトップ 押し相撲で進化、出稽古禁止も追い風に
俊敏な相撲でライバルを制した。 24日、新入幕の翔猿(28)が2敗で並ぶ若隆景と対戦。立ち合いで変化した若隆景に翻弄されることなく素早い対応を見せると、最後は叩き込みで決着をつけた。 この日は大関貴景勝が不戦勝、正代...
-
攻め急ぎ白鵬まさかの連敗…“安パイ”鶴竜休場で相撲に焦り
横綱白鵬(35)が、まさかの2連敗だ。 30日は御嶽海と対戦。立ち合いでまわしを取り、後は寄り切るだけ……という体勢になったものの、好事魔多し。普段ならまわしを引きつけて盤石の寄りを見せるはずが、この日は上体が前のめりになり...
-
“掌底一閃”で白鵬連勝 懸賞1本の不人気でいざ本性丸出し
無観客の館内にたった1本だけむなしく回る懸賞旗……。目の前で「不人気」を突き付けられた横綱白鵬(34)の怒りに火がついたのだろう。 2日続けて立ち合いで相手を張った白鵬。遠藤に繰り出した初日のそれはまだ「張り手」だったものの...
-
2日目は懸賞わずか1本 白鵬の人気凋落を無観客あぶり出す
怒りのビンタが誰もいない客席にこだました。 8日に初日を迎えた「無観客」3月場所(大阪)。歓声のない本場所に力士が困惑する中、結びの一番で登場したのが横綱白鵬(34)だ。 相手は先場所敗れた遠藤。立ち合いから右手で強...
-
2日連続金星配給で休場 白鵬に“エルボーとビンタ”のツケが
どっちが横綱かわからない取組だった。 14日、横綱白鵬(34)がまさかの2連敗を喫した。相手は対戦成績20勝1敗とカモにしていた平幕の妙義龍(33)。立ち合いではヒジも張り手も使わず、最初から左下手狙い。これを妙義龍に阻止さ...
-
3月場所は戦国時代 衰え目立つ白鵬“次なる野望”と注目若手
角界の誰もが「いまや誰が優勝してもおかしくない」と口を揃える。 10日に初日を迎える大相撲3月場所。先場所は平幕の玉鷲(34)が、先々場所は貴景勝(22)が初優勝を飾った。上位と下位の力量差も縮まり、ベテラン、若手が入り交じ...