貴景勝17キロ減が奏功 “おもり”外れ初日から2連勝の快進撃
先場所とはまるで別人のような相撲だ。
大関貴景勝(24)が初日から2連勝。15日は先場所を制した大栄翔との押し相撲対決に臨み、得意の突き落としで仕留めた。
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昨年11月場所で優勝しながら、綱とり場所の先場所は2勝しかできずに途中休場。今場所は3度目のカド番だ。
かつては175センチ、183キロという肉マリのような体形。まだ相撲を取っていないのに肩で息をする場面も多く、スタミナ不足が囁かれていた。
そんな大関が今場所は17キロ減の166キロ。本人は「鍛え方を変えただけ」と意図しての減量を否定していたものの、先場所とは動きそのものが違う。下から攻めて上体を突き起こし、相手が前に出てきたところを突き落とすのは貴景勝の十八番でもある。