北京冬季五輪
-
ワリエワは無冠で“強制引退”か…悲劇の15歳も使い捨てるロシア・フィギュア界の深い闇
無冠のまま、氷の上から去ることになるかもしれない。 17日のフリーで何度もジャンプミスをするなど、141.93点で、82.16点のショートプログラム(SP)と合わせて4位となった、ロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ...
-
フィギュア坂本花織“疑惑のROC勢”に割って入り銅 重圧跳ね返した強靭メンタルの原点
ある意味、世界で最も注目されたフィギュア選手ではないか。 17日のフリー(FS)で自己ベストの153.29点をマーク、トータル233.13点で3位に入り、銅メダルを獲得した坂本花織(21)のことだ。 【写真】この記事の...
-
高木美帆が「大きな存在」と心酔 超敏腕ヨハンHCとの“二人三脚”は北京五輪で見納めか
圧巻の滑りで五輪3大会目の出場にして個人種目初の金メダルだ。 17日、スピードスケート女子1000メートルで高木美帆(27)が1分13秒19の五輪新記録で優勝。今大会5種目7レースに出場した高木美は4個目のメダルとなった。 ...
-
高木美帆1000mで悲願の金、4個目メダル! 長短の距離こなす“カラダの秘密”を専門家が分析
短距離から長距離までメダルが狙える高木美帆はスケート界の「二刀流」どころではない。日刊ゲンダイで連載中の岡崎朋美氏(1998年の長野五輪500メートル銅)はテレビ朝日の番組の中で「陸上100メートルのボルト選手が1万メートルを走りき...
-
<19>4年に1度のテレビ解説 高木美帆選手のすごさを再確認した
女子団体パシュート決勝は思ってもみない結末になった。連覇目前、残り100メートルで高木菜那選手が転倒。あの瞬間、私は外出先で携帯電話片手に中継を見ていて、公衆の面前で思わず叫んだ。その声に驚いて何人が振り返ったか。びっくりさせてすい...
-
15歳のワリエワを襲う“死の恐怖” 心臓専門医が重篤な副作用を指摘
「正常な人が摂取すると、危険な状態に陥る可能性はゼロではありません」 フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(15、ROC=ロシア・オリンピック委員会)のドーピング違反騒動について、日本循環器病予防学会の元会長で、東京・寺田...
-
坂本花織にのしかかる「お門違い」の重圧 ワリエワ薬物問題で世界中から過剰な大絶賛
まるで「悪に立ち向かう正義のヒロイン」扱いだ。 15日のショートプログラム(SP)で自己ベストの79.84点を叩き出し、3位となったフィギュアスケートの坂本花織(21)。1位ワリエワ、2位シェルバコワ、4位トルソワとロシア勢...
-
キム・ヨナがワリエワ薬物摂取に噛みついた!見え隠れする「私怨」と「ビジネス戦略」
ワリエワ騒動で世界中から賛同の声を集めているのが、元世界女王のキム・ヨナ(31)である。 ■「ドーピング規定に違反したアスリートは競技に出場できない」 日本では浅田真央の最大のライバルとして認知されるその2010年バン...
-
「感動をありがとう」しか言えねえバカとは違う選手の国際化に気付いたか?
北京五輪カーリング女子、北海道のお嬢さんたちが氷の上で漬物石をぶん投げたり箒で掃いたりしとるのを、4年に1度テレビをチラ見しつつ「あ~またやってるなあ」程度に今回も流して見ていた。そのお嬢さんたちが、試合が膠着状態となった時に取る作...
-
ワリエワはたとえ北京フィギュア金でも“針のムシロ”…五輪後も続く検査地獄と疑惑の目
ロシア女王がドーピング騒動をよそに圧巻の演技を披露した。 15日のフィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)でカミラ・ワリエワ(15、RОC=ロシア・オリンピック委員会)が82.16点をマーク。冒頭の3回転ジャンプで着...
-
スノボ村瀬心椛にはまだ伸びしろ 冬季最年少メダル更新も恩師は「フィジカルが課題」と指摘
冬の日本人最年少メダリストが誕生した。 スノーボード女子ビッグエアで村瀬心椛(17)が銅メダルを獲得。2010年バンクーバー五輪銀メダルのフィギュアスケート女子・浅田真央の19歳を抜き、冬季五輪で最も若いメダリストとなった。...
-
女子団体追い抜きは涙の銀…高木菜那の転倒はなぜ起きた?元五輪代表が4つのポイントを指摘
「やっぱり最後、転倒がなかったら優勝できたかもしれないタイムだったので、悔しいです」 高木菜那(29)は、こう言って大粒の涙を流し、嗚咽した。 【写真】この記事の関連写真を見る(16枚) 北京五輪スピードスケート...
-
渡部暁斗ノルディック複合個人LH銅 3大会連続メダルも「キング」にはなれず
「負けたとはいえ金メダルに0.6秒差。立派ですよ」 こう語るのは国際スキージャーナリストの岩瀬孝文氏だ。 【写真】この記事の関連写真を見る(11枚) ノルディック複合の個人ラージヒルで渡部暁斗(33)が銅メダルを...
-
羽生結弦「混乱」と語った気になる今後 札幌市やJOCが知名度生かし冬季五輪招致の切り札に
男子フィギュアスケートで4位に終わり、3連覇を逃した羽生結弦(27)が14日、現地のメインプレスセンターで会見。最も広い会見場に海外メディアも含め100人を超える報道陣を集めて今大会を振り返った。 【写真】この記事の関連写真を...
-
“疑惑の15歳”ワリエワは個人戦OK CAS“ロシア野放し”裁定にフィギュア界が報復制裁で包囲
五輪が無法地帯と化した。 14日、ドーピング違反が発覚したフィギュアスケート女子のワリエワ(15、ROC=ロシア・オリンピック委員会)の個人戦出場に関して、スポーツ仲裁裁判所(CAS)がゴーサインを出したからだ。 【写...
-
五輪女子カーリング ロコ・ソラーレの快進撃を支える「勝利の方程式」
快進撃を続けていた前回の銅メダリストがライバル韓国に黒星である。 女子カーリング日本代表のロコ・ソラーレは14日、ダブルヘッダーを行い中国相手にコンシード勝ちで4連勝。4勝1敗で夜の韓国戦に臨んだが、コンシード負けを喫した。...
-
スキージャンプ男子団体は5位惨敗…小林陵侑ひとりでは五輪では勝てず、底上げ急務
「これだけ力をもった陵侑をメダル争いさえ、させられなかったのが非常に悔しい。彼の足を引っ張ってしまった」 この佐藤幸椰(26)の言葉が全てだろう。 今大会でノーマルヒル金、ラージヒル銀の小林陵侑(25)をエースとして臨...
-
ワリエワのドーピング問題をIOC最古参委員がコキ下ろしても…ロシアを完全追放できない理由
「絶対的に手に負えない場合は、五輪で1回、2回、3回のタイムアウト(一時休止)を必要とするかもしれない」 フィギュアスケート女子のワリエワ(15、ROC=ロシア・オリンピック委員会)のドーピング騒動を巡り、IOCの最古参委員で...
-
高木美帆が“専門外”500mで自己ベスト更新&五輪銀を手にできた理由を岡崎朋美氏が分析
中長距離のスペシャリストが専門外の短距離で表彰台に上がった。 北京五輪スピードスケート、13日の女子500メートルで高木美帆(27)が37秒12で2位。1500メートルに続く今大会2個目の銀メダルを獲得し、通算では日本人最多...
-
小平奈緒“氷上の研究者”500mは誤算の17位…五輪連覇かかるも無念のスタート出遅れ
連覇が期待された小平奈緒(35)は、まさかの17位に沈んだ。動きが硬く、最初の100メートルは出場30選手中20位となる10秒72。金メダルを獲得した前回平昌大会を0秒46も下回り、課題としていたスタートの出遅れが大きく響いてしまっ...
-
スノボ女子ビッグエア鬼塚雅 恩師が明かすメダル候補の素顔「目指すなら霊長類最強」
14日、スノーボード女子の鬼塚雅(23)がビッグエアの予選に挑む。 2014年ソチ五輪は年齢制限もあり参加資格を得られず、18年平昌大会で五輪デビューを果たした。19歳のことだった。 しかし、メダル有力候補として臨む...
-
高木美帆が抵抗なく自炊を続けられた原点は「自分のことは自分でやる」
2年前のオフ、高木美帆(27)から食事面をサポートする明治の管理栄養士・村野あずさ氏(49)のもとに届いたのは、自分の作る料理のレパートリーが書かれたメニューリストだった。それらをどう組み合わせればバランスの良い食事がとれるかという...
-
フィギュア女子ワリエワはむしろ被害者?ドーピング騒動で見えたロシアの闇深さ
フィギュア女王のドーピング騒動が収まりそうにない。11日、ドーピングの国際検査機関(ITA)はフィギュア女子のワリエワ(15、ROC=ロシア・オリンピック委員会)がドーピング検査で陽性を示したと発表。ITAによると、昨年12月のロシ...
-
ジャンプ小林陵侑が五輪2冠ならあるのか? 国際スキー連盟“日本潰し”の理不尽ルール変更
ノーマルヒルで金メダルを手にした小林陵侑(25)。11日のラージヒル予選は128メートル(121.3ポイント)を飛び9位。 「明日もビッグジャンプを見せられたらいいと思います」という12日の決勝で個人戦2冠、14日は団体戦のメ...
-
スノボ男子ハーフパイプ平野歩夢「怒りを原動力」に金メダルの深層 専門家が徹底分析
「2本目の点数は納得いかなかった。その怒りを自分の中で表現できたのかな。思い切って全てを出し切れた。最後はクリーンに、完璧に決められた」 【写真】この記事の関連写真を見る(09枚) 平野歩夢(23)が「怒り」という言葉を...
-
羽生結弦に世界が称賛! 前人未踏の4回転半で「自分との闘い」制し、歴史に名を刻みレジェンドに
羽生結弦(27)の3度目の五輪挑戦が幕を閉じた。8日の北京五輪男子フィギュアスケートのショートプログラムで8位と出遅れ、10日のフリーで前人未踏の4回転半(クワッドアクセル)で挽回を狙ったが転倒し、結果、4位に終わった。 【写...
-
鍵山優真が五輪銀メダル 堂々ぶりに「男子フィギュア界を牽引する存在になる」と解説者
高校生スケーターが初の大舞台で堂々と演じ切った。ショートプログラム(SP)2位の鍵山優真(18=星槎国際高)が、今季から取り入れた4回転ループの着氷で体勢を崩した以外、全てのジャンプを成功させた。SP(108.12点)と合わせて自己...
-
「銅」冨田せな“悪夢の場所”でスノボ女子HP初快挙!恩師が語る挫折と家族とボーリング特訓秘話
新たな歴史を刻んだ。 10日、北京五輪スノーボード女子ハーフパイプで冨田せな(22)が銅メダルを獲得。この種目で日本女子史上初のメダリストとなった。妹で同種目5位だったるき(20)と共に姉妹を指導してきた全日本ウィンタースポ...
-
「北京で納豆を手に入れられるのか」高木美帆は食の管理にも余念がない
スピードスケート高木美帆(27)を食事面から支える明治の管理栄養士、村野あずさ氏(49)。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、制約の多い北京五輪では、ある食材の存在が気がかりだったという。 【写真】この記事の関連写真を見る(1...
-
地に堕ちた五輪の「権威と価値」高梨スーツ問題、中国びいきの判定…ゴタゴタてんこ盛り
今度はフィギュアに火の粉が降りかかった。 9日、8日夜に予定されていたフィギュア団体のメダル授与式中止を巡って、五輪専門メディアは金メダルを獲得したロシア・オリンピック委員会(ROC)にドーピング疑惑が浮上したと報道。ロシア...