下半身の感覚がなくなって…ヤマザキモータースさんADEMを語る

公開日: 更新日:

ヤマザキモータースさん(芸人・51歳)=急性散在性脳脊髄炎

 15年前、「急性散在性脳脊髄炎」、通称「ADEM」という病気を発症しまして、一時は胸から下の体の感覚が麻痺して、まったく動かせなくなりました。リハビリで歩けるようになったのですが、いまだに走ることはできませんし、なんといっても排尿障害で自力でオシッコを出し切れないという後遺症が残りました。

 夜は今でも毎日、自分でカテーテルという管を挿して導尿しています。初めの頃は痛くて怖くて大変でしたが、もう麻酔ゼリーなど使わなくても挿せるようになりましたよ。慣れってすごいですよね(笑い)。

 始まりは風邪でした。めったに風邪などひかない健康体だったのですが、地方営業に行ったときになんとなく体調が悪くなって……。東京に戻ってすぐに病院に行けばよかったのに、翌日から3日連続でパチンコ店での営業がありまして、店内をしゃべりながら練り歩きました。

 で、4日目のオフ日に妙に背中に痛みを感じたものの、「風邪で体の節々が痛いってこういうことか」と思いながら、夜には芸人仲間と飲みに行ったんです。でもその時、トイレに行ってもオシッコが出なくて、ちょっとおかしいなと思い始めました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース