新型コロナ<後編>抗体検査で過去も現在も陽性と判明して…

公開日: 更新日:

 緊急事態宣言下でも通常勤務が続き、複数人での飲み会にも参加していた町田祐介さん(仮名・30歳)。飲み会の同席者に新型コロナウイルス感染が発覚し、2日後には町田さんも40度近い高熱を発症したため、「新型コロナだと確信していた」という。

 しかし、保健所と数カ所の病院からはPCR検査も診察も断られ、たらい回し状態のまま自宅で高熱と闘った。息苦しさから夜中に何度も目覚めて不安を募らせる日々も経験したが、結局、検査を受けられないまま1週間ほどで症状が治まり、本当に新型コロナだったのかどうかはっきりしなかった。

 念のため、町田さんは2週間ほど自主隔離生活を続け、特に問題がないことを確認してから出勤を再開した。

「あんなに不安な思いは二度と経験したくなかったので、それまでは緩かった感染対策に気を配りました。新型コロナに関係なく、普段からマスクをして通勤しているのですが、表面に触らないなど正しい装着の仕方を見直しました。手洗いを徹底して、なるべく人混みを避け、飲み会や食事会にも参加せずに、自宅と会社を往復するだけの生活に徹しました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動