しゃべることもできず休職して…宮崎宣子さん語る顎関節症

公開日: 更新日:

 最初の異変は入社して4年目ぐらいのある朝のことでした。起きたら口の中がジャリッとして、「何?」と思ったら歯がちょっと欠けていたのです。以来、ちょくちょく歯が欠けて、そのたびに会社の診療所で応急処置でセラミック補強してもらっていました。きちんと歯科医院に行けたのは最初の異変から3年後、朝のレギュラー番組が終了した2009年でした。

「顎関節症」というと、顎の痛みや口が開かないなどの症状があるのですが、私の場合、顎がカクカクしたり、たまに痛みはあったものの、仕事ができないほどではありませんでした。でもレントゲン検査をすると、医師から「顎の引っかかりが普通の人の半分しかない。このままにしていると、すぐに顎が外れる状態になる」と言われました。どうやら寝ている間の食いしばりや歯ぎしりで顎関節にかなりの負担がかかっていたようです。

「どうしたらいいんですか?」と尋ねると、「正しい位置に固定して動かさなければ元に戻ります」とのことでした。要は骨折の治療のようなもの。正しい噛み合わせになるマウスピースを作って、それを食事のとき以外、24時間装着し続ける治療をすることになりました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…