新井貴浩
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ベンチの新井監督の表情が物語る広島の強み…「あの戦力」で優勝争いを牽引できる理由とは
3日のDeNA戦で広島の先発・森下暢仁が4回5失点でKOされた。巨人に阪神を含めた優勝争いが佳境に入る中、今後は下位球団相手の取りこぼしが命取りになりかねない。投手の東克樹に適時打を打たれるなどした森下の投球に、新井貴浩監督(47)...
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首位浮上の新井広島はなぜ得点力不足でも勝負強い? 秘訣は「伝統の機動力野球」復活にあり
18日にセ・パ交流戦は全日程を終え、セ・リーグは広島が2位から首位、阪神が首位から2位と順位が変わった。 巨人は3位と順位は変わらなかったが、首位とのゲーム差は3に広がった。巨人の交流戦は8勝9敗1分け。打率.241(7位タ...
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広島・黒田博樹アドバイザーが若手を熱血指導 「来季入閣&盟友とのタッグ」に強い待望論
日米通算203勝をマークした広島の黒田博樹球団アドバイザー(48)が連日の熱血指導で存在感を発揮している。 4日は午前中からブルペンに向かい、3年目の森翔平(26)や6年目の島内颯太郎(27)らを指導。その様子を関係者と談笑...
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広島がFA人的補償でオリの若手有望株19歳を指名した真相…野手が抜けたのになぜ投手を?
野手が抜けたから野手を指名する──。オリックスはそう読んでいたに違いない。 それが、広島はFAで西川が抜けた野手ではなく投手、即戦力ではなく高卒1年目を終えた素材型の若手(日髙暖己)を指名した。 確かに野手が少なめだ...
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広島新井が温める「打倒・岡田阪神」マル秘作戦…セCSファイナル初戦逆転負けでも“隠し玉あり”とOB考察
広島はCSファイナルステージ(S)第1戦で阪神に敗れたものの、逆転に向けて秘策を用意しているという。 広島の新井貴浩監督(46)は「普通にやっていては厳しい戦いになる。展開によっては、リスク上等でめちゃくちゃにやらないといけ...
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広島・新井監督の秘蔵っ子「末包さん」代打ソロ弾で打の殊勲者に DeNA撃破でファイナルSへ
広島が阪神への挑戦権を手にした。 15日のCSファーストステージでDeNAに連勝。全員野球を掲げる新井貴浩監督(46)が、中でも相好を崩した殊勲者は2人いる。 試合後のセレモニーで、指揮官に突然、「私の挨拶の前に、選...
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岡田阪神が警戒する広島の「敵愾心」…今季15勝9敗と圧倒も“舌戦”が火をつけた?
阪神の岡田監督が13日、「クライマックスシリーズ・セ」の共同記者会見に出席。CSファーストステージを戦う2位広島、3位DeNAについて言及した。 中でも岡田監督が警戒したのが広島だ。 「本当に隙がなく、タイガースと似て...
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新井広島「リーグ2位死守から下剋上」の皮算用…本拠地でCSなら球団は数億円ガッポリ
残り7試合の2位広島は20日に2ゲーム差の3位DeNAと最後の直接対決。2位なら本拠地でCSファーストステージ(第1S)が行えるため、重要な一戦となる。 秋山翔吾(35)が18日の中日戦で、右足の故障から復帰後初の適時打を放...
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阪神OBは岡田監督の“軽口”にヒヤヒヤ…「新井を激励せな」と余裕も連勝止まりM点灯お預け
「まずは新井を激励せなあかんやろ。前は顔色良かったけど、悪くなってそうやから」 岡田監督は去る14日に広島入りする際、報道陣の囲み取材で笑みを浮かべながらこう言った。 チームは10連勝中で貯金24。2位広島に8ゲーム差...
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広島が強い、首位阪神に再び2.5ゲーム差! カープを再建した新井采配「3つの濃密」
前評判は決して高くなかった。「最下位」と予想する評論家もいた。そんな広島が今、強い。 6日の首位阪神との第3ラウンドは、打撃不振のため、二軍生活が続いていた小園海斗(23)が二回に今季1号2ランで先制。その後も着実に追加点を...
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広島・新井監督が本拠地4連勝で高笑い! 原監督の“トンデモ采配”で自滅の巨人サマサマ
そりゃ、笑いが止まらないわけだ。開幕4連敗とつまずいた広島が巨人を3タテにして4連勝。四回に田中広輔(33)が2年ぶりの一発を放つなど勝率を5割に戻し、新井貴浩監督(46)は「広輔もナイスホームラン。素晴らしかった。すごくうれしかっ...
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広島・新井貴浩監督は地元の先達を見習うべし 監督なんか誰でもできる
広島カープの新監督に新井貴浩。 巨人が「ええ、まあ、その」の原辰徳。阪神が「そらそうよ」の岡田彰布、出戻り組は60半ば。それを、ヤクルト高津、中日立浪、DeNA三浦、広島新井、若い監督のチームが圧倒するのは悪くない。 ...
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広島“いきなり”新井監督に尽きぬ不安…抜群の人気、知名度、人柄は何の足しにもならない
仰天の人事となった。 広島は7日、球団OBの新井貴浩氏(45)が来季の監督に就任したと発表。12日にマツダスタジアムで就任会見を行う。 新井氏は1998年ドラフト6位で入団。FAで移籍した阪神からの復帰後もカープの「...
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広島・新井貴浩の阪神FA移籍は最後まで読み切れなかった
2007年から2年間、阪神の編成業務を担当していた私は、日本ハムでくすぶっていた若手捕手の今成亮太に注目していた。09年にスカウト課への配置転換が決まったため、その前に編成部長にこう提案した。 「日本ハムの今成は今こそくすぶっ...
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阪神矢野監督の脳裏に蘇る「五輪イヤー」の悪夢…巨人の猛攻、主力故障、コロナ感染に冷や冷や
五輪が終わってはや10日。DeNAに連勝の阪神は89試合を消化して今も首位にいる。まだ8月だが、優勝争いは、2位巨人、3位ヤクルトまでの3球団に絞られたといえるだろう。 ■東京五輪は悲願の金を取ったが… 五輪イヤーとい...
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広島・佐々岡監督に「采配力なし」と批判が OB3人に待望論
広島が苦しんでいる。 5日の巨人戦で早くも今季5度目の零封負けを喫し、1分けを挟んで6連敗。ここ7試合は全て3点以下と得点力不足にあえいでいる。佐々岡真司監督(53)は「打線や。この3試合打てなかったから勝てない。つながりも...
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阪神・矢野監督の「藤浪続投」の判断に感じる昭和的危うさ
5日の巨人戦に先発した阪神・藤浪晋太郎が五回途中11失点の大乱調で黒星を喫した。長年の課題である制球難(与四球6、暴投1)がまたも顔を出し、三回までに早くも7失点。首位・巨人を追う阪神としては大事な一戦だったが、この序盤で試合が決ま...
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阪神「粛清リスト筆頭」糸井…“尻に火”で志願の早出特打
異例といっていい。 14日の広島戦の試合前、福留孝介(43)、糸井嘉男(39)の大ベテランコンビが京セラドームで早出特打を行った。 今季、福留は打率・188、1本塁打、11打点。糸井も同・231、1本塁打、11打点と...
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長所を伸ばし短所を覆う…松井秀喜は「育てる」選手だった
指導者としての指針でもあった選手を「つくる」「育てる」「生かす」。これは具体的にどういうことなのか。 まず「つくる」とは、主に高卒選手などで、何を武器にしたらいいか、まだ分からない選手を指す。または足が速い、肩が強いといった...
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コーチが実績のない若手選手に絶対に言ってはいけない一言
プロ野球の支配下登録選手は1球団70人までと決まっている。球団は毎年、数人を戦力外にして、数人をドラフト会議で補充する。70人の中でやりくりしながら、チームは成り立っている。 それまで在籍していた選手をクビ、あるいは放出して...
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4度の本塁打王に3度の打点王 山本浩二が遅咲きだった秘密
出会いは1968年。大学選手権の決勝で私が3年だった駒大が法大と対戦した。 あの頃の法大は強かった。山本浩二(73)、田淵幸一、富田勝(享年68)の「法政三羽ガラス」にボコボコに打たれて3―12。3人は後に広島、阪神、南海か...
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金本のFA移籍で大ブレーキ…新井「4番を外してください」
「どうしても結果が出ません。4番を外してください」 新井貴浩が一軍の打撃コーチだった私のところにやってきた。 2003年、金本知憲が阪神にFA移籍後、4番に座った新井は、精神的支柱だった兄貴分が抜け、この年は打率・23...
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「1日1000スイング」指示を忠実に実行したのは金本ひとり
同い年の緒方孝市にライバル心を燃やしていた金本知憲も思い出深い。 東北福祉大から1991年のドラフト4位で入団。1、2年目は二軍暮らしが続いた。広島は二軍の遠征費用を抑えるため、野手4、5人を残留させていた。金本は遠征メンバ...
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泥沼5連敗…広島・鈴木に聞いたチームの現状と4番の自覚
塁に出たのはわずか2人だった。 12日、広島がDeNAに1安打完封負け。連敗は5に膨らみ、両リーグ10敗一番乗りとなった。3連覇を果たした昨季までの強さが嘘のように自慢の打線は沈黙し、かねて課題だった投手陣は崩壊に拍車がかか...
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4カード連続負け越し…広島ボロボロの裏に深刻“新井ロス”
「昨年までとは違い、ベンチに覇気がない」 ライバル球団のあるコーチが、広島についてこう指摘した。 10日のヤクルト戦は3―15の大敗。これで4カード連続負け越しとなり、開幕11試合で3勝8敗と苦しんでいる。チーム総得点...
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広島復帰会見前の新井貴浩は吐き気を催すほど緊張していた
黒田博樹は「投手は体幹を鍛えて投球フォームを常にコピーできるようにしないといけないんです」と言う。 アマチュア時代は根性系のランニング、腹筋、背筋などを課せられたという。メジャーを経てカープ復帰後は、バランスボールに座りなが...
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アニキが勧誘も…前広島・新井が「阪神コーチ」断っていた
久しぶりの「師弟共演」で会場は盛り上がった。 去る11日、大阪市内のホテルで行われた前阪神監督・金本知憲氏(50)の殿堂入りを祝う会。花束贈呈役として矢野燿大阪神監督(50)とともに壇上に上がったのは、今季限りで現役を引退し...
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数字残して当たり前…阪神FA西に浴びせられるドギツい洗礼
「ファンと一体になって、甲子園を熱くできたら」 14日に行われた阪神・西勇輝(28)の入団会見。オリックスからFA宣言した右腕は目立ちたがり屋の性格だそうで、ファンの熱い応援に後押しされることを望んでいる。 阪神ファン...
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中日・岩瀬ほどの大投手がMVPに一度も選ばれなかった意外
西武・松井稼頭央、広島・新井貴浩、巨人・杉内俊哉、中日・荒木雅博ら、今季も多くの名選手が現役を引退した。中でも中日の大クローザー・岩瀬仁紀の引退は個人的に感慨深いものがある。私は虎党だから、クローザーといえば全盛期の藤川球児が思い浮...
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プロ野球で選手入れ替わり激化 ベテランに好機到来のワケ
ここ数年、プロ野球界では選手の入れ替わりが激しくなっている。 広島の新井や中日の岩瀬らの大ベテランはもちろん、ソフトバンクの本多、中日の浅尾はともに33歳で引退。4日は、ソフトバンクの高卒3年目の小沢と黒瀬が戦力外通告された...