木曜日は夜ふかし本
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「DV8 台北プライベートアイ2」紀蔚然著、舩山むつみ訳
「DV8 台北プライベートアイ2」紀蔚然著、舩山むつみ訳 元劇作家にして大学教授という異色の経歴を持つ私立探偵・呉誠が活躍する「台北プライベートアイ」シリーズ第2弾。本作では、台北から郊外の淡…
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「われは熊楠」岩井圭也著
「われは熊楠」岩井圭也著 癇癪持ち、暴れん坊──。これが両替兼金物屋を営む南方家の次男、熊楠の幼い頃から続く評判だった。 慶応3年、和歌山に生まれた熊楠は4歳のとき、突然、己の内から声…
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「ルポ年金官僚」和田泰明著
「ルポ年金官僚」和田泰明著 1942年に労働者年金保険法として始まった日本の公的年金は、厚生年金保険法と改称された後、59年には自営業者を対象とする国民年金法も成立して、国民皆年金制度がスター…
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「グリフィスの傷」千早茜著
「グリフィスの傷」千早茜著 傷を題材にした10編の短編集。冒頭の「竜舌蘭」はさまざまな苦情に対応するデパートの受付係の“私”が主人公。 私は高校時代、同級生から無視をされるといういじめ…
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「家を失う人々」マシュー・デスモンド著 栗木さつき訳
「家を失う人々」マシュー・デスモンド著 栗木さつき訳 米国では、貧困の末に家を追い出され更に危険な生活に落ちていく人々が増えている。著者は、貧困問題を研究するなか、家賃が払えず立ち退きさせられ…
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「板上に咲く」原田マハ著
「板上に咲く」原田マハ著 地を這う姿勢で版木に覆いかぶさり、板に顔を接近させ、なめるように指で彫り目を確かめながら版木をザクザクと削っていく──。 本書は元々の弱視から、やがて左目の視…
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「マネーモンスター」黒木亮著
「マネーモンスター」黒木亮著 「パンゲア&カンパニー」は、ウォール街にあるカラ売り専業ファンド。東京事務所の北川靖は、創業パートナーと共に日夜ターゲットを探している。 そんな彼らの目にと…
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「そして誰かがいなくなる」下村敦史著
「そして誰かがいなくなる」下村敦史著 ミステリー界の大御所にして覆面作家、御津島磨朱李が、森の奥深くに贅を尽くした洋館を建てた。さらに誰にも見破られない隠し部屋まで設けている。 そんな…
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「ヒポクラテスの悲嘆」中山七里著
「ヒポクラテスの悲嘆」中山七里著 埼玉県のとある住宅で、40歳の女性の死体が発見された。駆け付けた県警刑事部捜査1課の古手川和也は、死後3週間経過してミイラ化している死体に対面。 同居…
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「ジジイの文房具」沢野ひとし著
「ジジイの文房具」沢野ひとし著 人生の傍らにはいつも文房具があり、それらは宿題や原稿に苦戦する著者を応援し、ときには旅のお供として寄り添ってきた。そんな長年にわたる数々の愛用文房具についてつづ…
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「お尻の文化誌」ヘザー・ラドケ著 甲斐理恵子訳
「お尻の文化誌」ヘザー・ラドケ著 甲斐理恵子訳 胴体下部のお尻と呼ばれる部位は、長年人間にとって体の一部を超えた特別な意味を持っていた。自分のお尻は自分で直接見ることはできず、他者から見られる…
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「化学の授業をはじめます。」ボニー・ガルマス著、鈴木美朋訳
「化学の授業をはじめます。」ボニー・ガルマス著、鈴木美朋訳 舞台は1960年代のカリフォルニア。大手の化学研究所に勤めるエリザべス・ゾットは才能ある化学者だが、女性であるがゆえに仕事は同僚研究…
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「書いてはいけない」森永卓郎著
「書いてはいけない」森永卓郎著 長年メディアで仕事をするなかで著者は、「ジャニーズの性加害」「財務省のカルト的財政緊縮主義」「日本航空123便の墜落事件」の3つは、触れてはいけないタブーである…
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「ゼロ打ち」相場英雄著
「ゼロ打ち」相場英雄著 タイトルの「ゼロ打ち」とは、選挙の開票開始直後、開票率0%に近い時点で、特定の候補者の当選確実を報じることをいうそうだ。 本書は、その「ゼロ打ち」に絡む政治とカ…
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「戦争語彙集」オスタップ・スリヴィンスキー作、ロバートキャンベル訳著
「戦争語彙集」オスタップ・スリヴィンスキー作、ロバートキャンベル訳著 2022年2月下旬、ロシア軍によるウクライナ侵攻が始まると、それまで平和な生活を送っていた多くの人々が突如戦火にさらされた…
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「無限の正義」中村啓著
「無限の正義」中村啓著 池袋署管内で、反社会勢力の構成員ばかりを狙った連続殺人事件が発生。箝口令が敷かれていたが、被害者の額には刃物で×印が刻まれていた。マスコミは犯人を“聖掃者”と名付け、池…
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「1947」長浦京著
「1947」長浦京著 1947年10月。立川飛行場に着陸した特別機から、イアン・マイケル・アンダーソン英国陸軍中尉は日本の地に降り立った。彼の目的は、日本人に殺されたアンダーソン家の長男クリス…
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「超人ナイチンゲール」栗原康著
「超人ナイチンゲール」栗原康著 1820年、スーパー金持ちのイギリス人両親の元、次女として生まれた愛称フローは、頭脳明晰で動物好きな一方、上流社会の虚栄に満ちた生活に疑問を持つ女の子へと育つ。…
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「ルポ 無縁遺骨」森下香枝著
「ルポ 無縁遺骨」森下香枝著 2018年4月から21年10月までの3年半の間、引き取り手のない死者の数は約10万5000人にも上った。身寄りがないために死亡届も出せず、すぐに火葬もできず、最終…
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「善鸞」三田誠広著
「善鸞」三田誠広著 文暦2(1235)年、親鸞の嫡男・範意は、法然上人の流罪に連座し、越後に配流されていた父・親鸞と京の念仏堂でおよそ20年ぶりに再会する。8歳で出家し、比叡山で修行してきた範…