持たない・少ない・快適な暮らし

公開日: 更新日:

「ひと月9000円の快適食生活」魚柄仁之助著

 実家は大正時代から続く古典料理屋、1956年生まれの著者が、貝原益軒「養生訓」の精神を現代に生かす。添加物の少ない手作り自炊食生活というと面倒で高そうだが、意外にも簡単で安い。野菜でおなかを大切にし、海の恵みは積極的に、肉と脂は太らないように取り入れ、ごはんと豆を最大限に活用する170項目のテキストが並ぶ。干物ふりかけ、さんまトマト煮、キャベツ蒸し鶏など、うまそうなメニューと料理の基本。1日1項目を実践すれば、半年間で身につく究極の実用書だ。97年刊行17万部売れた同タイトルの改稿・文庫化。(飛鳥新社 694円+税)

【連載】ザッツエンターテインメント

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭