日テレドラマ「明日ママ」騒動 苦悩するCMスポンサーの声
“明日ママショック”はまだまだ続きそうだ。
22日に放送された日本テレビ系ドラマ「明日、ママがいない」の第2話。1話ほどのショッキングな描写はなかったものの、三上博史演じる施設長が「おまえはかわいいトイプードルだ。お手でもしてみろ」と1話と同様、子供をペットに見立てたセリフもあり、猛抗議している慈恵病院や全国児童養護施設協議会の神経を逆なでするシーンがまたしても見受けられた。
■エバラ、エネオス、キューピーは中止
そして、内容以上に注目を集めているのが番組のスポンサー問題である。第1話ではタイトルが表示された後「ご覧のスポンサーの提供でお送りします」というナレーションと8社の提供企業名が表示されていたが、第2話では字幕もナレーションもなし。エバラ食品工業、エネオス(JX日鉱日石エネルギー)、キユーピーの3社はCM放送を中止。代わりに非営利団体であるACジャパンのCMが流れた。
さらに29日放送予定の第3話からは、富士重工業と日清食品の2社もCM放送を見合わせることが、24日にわかった。