池上彰インタビュー恨んで…舛添・自民党の“ちっぽけな器”

公開日: 更新日:

「TOKYO MX」が舛添知事と都議会自民党に圧力をかけられているという。都知事選の開票特番で、総合司会の池上彰氏が、舛添氏にインタビューしたことを問題視しているのだ。

「池上さんは細川元首相と会食し、都知事選出馬を打診されている。それで舛添さんと自民党は、<池上は細川に肩入れしている>と難癖をつけ、池上さんとの掛け合いを拒否したのです。ただ、特番に新知事が出ないのもおかしい。最終的に局アナが相手をするということで折れたそうです。でも、生放送ですからね。途中で池上さんが割って入り、舛添さんに質問した。それに<約束が違う>とカンカンになったのです」(事情通)

 出ないという人を出してやる必要はないと思うが、テレビにはテレビの事情があるのだろう。都議会は毎年9億円をMXに払って都議会中継を流してもらっている。一部では、「この契約を見直せ」という強硬論も出たという。

「もっとも、MX以外に都議会中継をやってくれる地上波なんてありませんよ。可能性があるのはテレビ東京ぐらいで、以前もお願いする話はありました。でも、万年最下位脱出が現実味を帯びてきた今となっては、さすがに乗ってこないでしょう。それに契約をやり直すとなれば、予算案もひっくり返さなければならない。それこそ大騒動になる。自民党だって分かっているし、矛を収める構えです。ただ、知事本人は今も根に持っていると聞きます」(関係者)

 本当なら器の小さい男である。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…