懐かしのGS「ザ・ゴールデン・カップス」エディ藩さんは今
「ミッキー吉野や柳ジョージがいた時期もある。あと、元カーナビーツのアイ高野もね。かくいうボクも一度飛び出してる。音楽にこだわった連中の集まりだったから、仕方ないんですよ。72年、沖縄であった最終公演では、演奏中に火事が発生して楽器や機材がすべて燃えちゃった。実にカップスらしい幕切れだった、ハハハ」
その後、エディさんは“ハマのブルース・キング”と呼ばれ、横浜を中心にライブを続けていたが02年、ドキュメンタリー映画「ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム」(04年完成)の制作を機にグループが再結成され、以来、メンバーのひとりとしても活動している。
「カップスのライブは年に1、2回ってとこだろう。ただ、寄る年波には勝てず、マモルなんかドラムを降りちゃった。ボク? まだ大丈夫だとは思ってるよ、ハハハ」
今年はデイブ平尾の七回忌にあたり、11月に追悼ライブを予定している。また、9月5日、横浜・関内の横浜セブンスアベニューで「エディ藩スペシャルライブ」を行う。
しのぶ夫人と2人暮らしだ。