「Mr.サマータイム」が大ヒット サーカスの叶高さんは今
成田国際空港が開港した78年の夏にミリオンセラーを記録した「Mr.サマータイム」。3人きょうだい、いとこの4人組「サーカス」が絶妙なハーモニーを奏でた。彼ら4人のまとめ役だったのが叶高さん(60)だ。さて、今どうしているのか――。
JR平塚駅南口から徒歩4分。住宅街の一角にあるライブハウス「カナフ」を訪ねると、ちょうど叶さんのライブが始まるところだった。
50ほどの客席は満席。40代から60代の女性が8割以上を占め、男性は数えるほどしかいない。
叶さんはオヤジギャグを交えた軽妙なトークで和ませながら、フランス語の原曲バージョン「Mr.サマータイム」など全17曲を歌った。
「この店は2年前の4月に開店しました。もともとはロブスター料理専門店で、ボクが月に1度、ライブをやってたんですが、オーナーから店を閉めると聞きましてね。それはもったいないと、業態を変えて引き継いだんです。さすがにボクの一存では決められず、家族会議を開きましたが」
水・木曜日の11時30分から14時30分のランチ営業と、ライブがある日はオープンしている。