原因は台所事情? 石原プロ「新年会」再び中止で流れる臆測
昨年に続き、今年も……。石原プロダクションの新年会が2年連続で見送られている。渡哲也(73)をはじめ、舘ひろし(64)、神田正輝(64)ら所属タレントが一堂に会する年始の恒例行事。当日は取材に訪れた報道陣全員にもれなく“福沢諭吉センセイ”1枚がお年玉として配られることでも知られたが、時勢を鑑みて3年前にお年玉制は廃止。それを嘆く週刊誌記事もあったほどだ。
「石原プロは、映画界の古き良き時代のスタイルを継承する事務所。新年会はそれを最も象徴する行事で、事務所もマスコミも一丸となって業界を盛り上げていこうという意思の表れでもあった。豪華な食事と酒が振る舞われるだけでなく、裕次郎さん亡き後は渡さんが接待役を担い、時には暴露話も飛び出した。開催されないのは非常に残念ですね」(芸能評論家の肥留間正明氏)
話題性も注目度もたっぷりだった新年会。それが2年連続で未開催とは寂しい限りだが、「事務所の台所事情に加えて、看板俳優である渡さんの体調が気になります」というのは芸能リポーターだ。
「渡さんは2011年に石原プロの社長を退き、現在はいち所属俳優ですが、昨年は一本も映画やドラマの仕事はしておらず、表舞台へも姿を見せていないため、体調面が心配されています。石原プロ自体も舘や神田はともかく、その下の徳重や池田が伸び悩んだまま。豪勢な新年会中止の背景には厳しい台所事情も透けて見えます」