目玉なし…フジ「東京マラソン」中継特番に透けた“低迷”理由

公開日: 更新日:

 22日に開催された「東京マラソン2015」。毎年恒例の同大会はフジテレビ日本テレビが1年ごとに生中継特番を放送。今年はフジの当番だったが、久しく視聴率が低迷している勢いのなさが、そのまま中継にも表れてしまったようだ。

「昨年の日テレは、いずれも自局の看板番組に出演するフリーの宮根誠司アナとタレントの山岸舞彩を中心に特番を構成。宮根には目標タイムを設定させ、いかにしてそれを切るかを練習の段階からPR。『ミヤネ屋』でがんがんあおりまくった。山岸は取材で訪れた被災地の少年・少女たちとの心温まる交流をクローズアップするなど、あざといくらいの演出でした」(テレビ関係者)

 当然ながら、今年はフジの手腕が注目されたわけだが、自前で女子アナを走らせるわけでもなく、出場したタレント勢もかろうじて名前がわかるのは猫ひろし、元ボクシング世界王者の内藤大助、水沢アリーぐらい……。その上、スタジオの中継は宮根誠司に丸投げだったのである。4月からは安藤優子キャスターが司会の午後の新番組「直撃LIVE グッディ!」が真裏でガチンコ対決する相手を特番司会に起用するとはお人よしもいいところである。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  2. 2

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    悠仁さんの成人会見は秋篠宮家の数々の危機をいっぺんに救った

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  2. 7

    志村けんさん急死から4年で関係者が激白…結婚を考えた40歳以上年下“最後の女性”の存在

  3. 8

    備蓄米放出でもコメ価格は高止まり…怪しくなってきた農水省の「実態把握」

  4. 9

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ

  5. 10

    フジテレビ「Live News イット!」が大苦戦中…上垣皓太朗アナが切り札となるか