フジは落胆…木村拓哉が「月9」からテレ朝に乗り換えたワケ
今春、SMAPの木村拓哉(42)がテレビ朝日の“モクク(木9)”枠に初挑戦するというので話題だ。正式発表はこれからだが、“モクク”といえば昨年、番組平均視聴率22.9%を叩き出した米倉涼子主演のドラマ「ドクターX」ですっかりお馴染みになったテレ朝の看板枠。テレビ界は早くもこの話で持ち切りである。
「木村が馴染みの深かったフジからテレ朝に乗り換えた格好。当初は今夏、公開される映画版『HERO2』とリンクする形で『HERO』のドラマシーズン3に出演するのではと業界内では噂されていた。でも実際はテレ朝のドラマを選択したんです。フジ上層部はかなり落ち込んでいたとか」(制作会社プロデューサー)
木村がフジよりもテレ朝を選択した理由は、「ドクターX」の大成功を目の当たりにしたこともさることながら、若手を中心とした制作体制に惚れ込んだからだという。
「昨年、木村は特番ドラマ『宮本武蔵』で初めてテレ朝のスタッフと仕事をし、一緒に考えながらモノを作り上げる姿勢に共感したというんです。フジは脚本ありきで融通が利かない。テレ朝は木村の意見にほぼ応えていましたから……」(関係者)