ミッツが初の自叙伝で明かした「出生」「男時代」「恋愛」秘話
「私の恩着せがましい40年が詰まった一冊」だという。慶大卒のインテリ女装家であるミッツ・マングローブが9日、初の自叙伝「うらやましい人生」(新潮社)の発売を記念した取材会を開催した。
10日が誕生日で40歳の大台に乗るため、「エキセントリックでもドラマチックでもない粛々とした人生」を振り返り、半生をつづったという。テレビだけで9本のレギュラー番組を抱えるマツコ・デラックス(42)には劣るものの、レギュラー4本、準レギュラー3本を抱える売れっ子だ。初版6000部、本体価格は1300円ナリ。「20代、30代女性の人気がすこぶる高い」(版元関係者)という。
「これまでも何度か自叙伝の出版の話がきても、“アカの他人に私の何が分かるのよ!”と断り続けていた」(出版関係者)というが、本書はミッツ本人の持ち込み企画だとか。「小社から『解縛』を出版した小島慶子さんを介して発刊となりました」(担当者)。
全208ページの書き下ろしで、徳光和夫(74)の弟で伊勢丹の宣伝マンだった父と、博報堂のコピーライターだった母との間に生まれた出自から、慶応ボーイ時代、ロンドン留学、オネエブーム、マツコとの出会い、恋愛観に至るまで赤裸々に語っている。アイドル張りのフォトジェニックなカラー写真8ページに加え、「男」時代の“サービスショット”も掲載する力の入れようだ。