高学歴自慢で袋だたきも…全方位タレント福田萌の反骨精神

公開日: 更新日:

 先月末に出演したテレビ番組での“高学歴自慢”が引き金となり、ネット上で物議を醸しているタレントの福田萌(29)。19日に行われた小岩井乳業「生乳100%ヨーグルト」のPRイベントで発言の真意について聞かれると、悪びれることなくこう釈明した。

「私自身は踊りも運動もできない。誇れるものは何かと考えたら、青春時代を勉強に費やしたことだなと思ったんです」

 本人が横浜国大出身で、夫の「オリエンタルラジオ中田敦彦(32)は慶大卒。おまけに2人揃って現役合格の自負もあったのだろう。番組内で「私たち夫婦は自分の力で学歴を掴みとってきたという誇りがあります。親が用意してくれた道を歩んだわけではなく、努力の証明書として学歴がある」などと主張し、非難ゴウゴウの事態を招いたというわけ。

 が、彼女自身、決して順風満帆ではなく、そのプライドをへし折られる経験をしている。

 もともと局アナ志望で大学在学中からお天気お姉さんとして活動するも、日テレ、テレ朝、TBS、フジのアナウンサー試験はことごとく不採用。「その後も腐らず、クイズ番組の解答者などをこなし、コツコツと活動の場を広げていった。反骨精神こそ彼女の原動力でしょう」(芸能プロ関係者)。そして今では“良妻賢母”の道へとまっしぐら。こうして食品メーカーから仕事を依頼されるまでになった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に