“ダサい”と酷評の制服 ドン小西が「都にも問題がある」と指摘
発表されるや否や、「ダサい」の大合唱を浴びた東京都観光ボランティアの制服。ファッションデザイナーのドン小西(64)が1日、自身のブログで「東京都にも問題がある」と指摘し、デザイナーを擁護した。
問題の制服は、2020年の東京オリンピックに向け、海外からの旅行者に外国語で観光案内等を行う「街なか観光案内」のボランティアスタッフのユニフォームとして制作されたもの。5月29日に東京都庁で行われた舛添要一知事(66)の定例記者会見で初お披露目されたが、ネット上では<史上まれに見るダサさ><垢抜けてなさすぎ><役人のセンスなんてこんなもん>と酷評の嵐だった。
デザインを担当したファッションデザイナー・藤江珠希氏のスタイリストから、助けを求める手紙を受け取ったというドン小西。今回の件がマスコミで取り上げられて注目を浴びたことで、藤江氏は「仕事に支障を及ぼすほどの誹謗中傷」を受けているという。
一連の騒動についてドン小西は、「今のファッション業界って本当に業界が守ろうとしない」「これでは新しいデザイナーが育つわけがないよ」と業界の姿勢に不信感を隠せない様子。制服のデザインを依頼した都に対しても、「東京都にも問題がある。次世代の新人デザイナーを起用するなら、もっとリスペクトが必要だと思うね」「若いデザイナーのアイデアや意見をもっと取り入れるべきだった」と苦言を呈した。