11日にスピード解禁もブームは一過性か? メジャーで話題沸騰「魚雷バット」日本球界上陸
近年稀に見るスピード可決である。
メジャーで話題になっている「魚雷バット」が、11日の公式戦から日本でも使用可能となった。この日、NPB規則委員会の友寄委員は「バットの規則の範囲内。全然問題ない」と説明。5月の実行委員会を待つことなく現場にOKを出した。
各メーカーも許可を見据えて準備しており、導入初日の11日はDeNAの京田ら、練習で使う選手もいた。
メジャーでは2018年から導入されていたが、話題になったのは今季開幕直後のヤンキースの快進撃だ。ゴールドシュミット、ウェルズ、ベリンジャー、ボルペ、チザムなど魚雷バット使用者が本塁打を量産し、メジャー新記録となる開幕6試合で22本塁打と打ちまくった。
そんな新型バットがついに日本に上陸。従来のものに比べて芯が手元に近くなり、内角に差し込まれても詰まらずにクリーンヒットになりやすいという。中心が太く、先端に向かって細くなる形状から「ボウリングのピン」や「魚雷」と呼ばれている。
果たして日本でも今後、使用する選手は続出するのか。評論家の飯田哲也氏は「使う選手は多いでしょうね」と、こう続ける。