「湘南台温泉らく」92度ヒーター正面上段で6分。玉汗状態もまだまだイケるぜ!
湘南台温泉らく(藤沢市)
湘南台駅西口A、C出口から歩いてすぐの温浴施設「湘南台温泉らく」は2015年オープン。玄関に向かって連なる赤い鳥居を抜けて下足ロッカーで靴を脱ぎ、タッチパネル券売機で入浴料にタオルセットと館内着を含む平日料金1380円(土日祝はプラス100円)を支払い、フロントで券を渡します。
和を感じる館内はエレベーターも畳敷きで、隅々までキレイで気持ちがいいな。「見回り清掃は徹底しています」とスタッフの笠原舞香さん。3階の男湯ののれんをくぐり、イ草床の脱衣場で服を脱いだら、浴場にお邪魔しま~す。
シャンプーなどのアメニティーが充実する洗い場で汗を流し、早速、名物の温泉湯船にザブン。41度。「奥湯河原にある神谷温泉の源泉100%を毎日、運んできています」と支配人の保田小百合さん。
万葉集に詠まれた古き名湯を味わえるとはありがたやぁ。壁に飾られた葛飾北斎の神奈川沖浪裏を見ながら、東の温泉地ベスト3に位置づけられた江戸時代に思いをはせる。とろりと柔らかな肌触りを将軍も堪能したのかもしれませんねぇ。
「施設内の湯は地下約100メートルからの井戸水です」と保田さん。40度のジェットバイブラバスは背中にボボボが3床。
浴場内の階段で4階に上がって露天もザブン。浴槽中央に岩が盛られたらくの湯は41度で、寝ころびの湯4床は39度。そばにテレビが設置された炭酸風呂は38度。一通り味わうと下地がバッチリできて、サウナの時間になったぜぃ。
露天フロアにドライサウナがあり、ビート板を手にドアを開けると、うわ、めっちゃキレイ。カフェオレ色のレンガ壁とヒノキ造りのストレート2段ベンチは定員20人ほど。奥の大型遠赤外線ガスヒーターで92度に設定された中、ヒーター前の上段にどっこいしょ。真正面から輻射熱に包まれ、あ~、快感。
明るい室内にはテレビもあるが、オルゴールの音色もかすかに聞こえてくる。鼻呼吸すると、奥がチリチリ。12分計3分ほどで玉汗が滴り、6分でダラッダラに。でも、まだまだイケるぞ! と満足の10分で退室。