きゃりー起用 「AQUOS」新CMの大胆イメチェンに疑問の声も
経営再建中のシャープが液晶テレビ「AQUOS」のCMを“大胆イメチェン”したことが話題だ。2000年からCMに出演し続けていた女優の吉永小百合(70)から一新、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ(22)を起用した。
報道では今回の大刷新について、若い世代への訴求力を意識し、購入層の拡大を見込んだ大胆なイメージチェンジなどと評されている。ネット上にも<これくらい思い切った方がいい>という声がある一方、きゃりーの起用には疑問の声も多い。
新CMを見たとおぼしきユーザーからは、<イメージ変えすぎ><CM自体は良い出来だが、安っぽくなった>などの声が上がっているほか、<もっとテレビの宣伝を。きゃりーのCMにしか見えない>という辛辣な意見も。
さらに、<きゃりーを好きな層が高いテレビを買うだろうか><そもそも見ない派が多数だろう><金持ってる団塊世代を敵に回した?>と、CM刷新により客層のピントがずれているのでは、との指摘も飛び交っている。
吉永をCMに起用していたのは、元社長・町田勝彦氏の猛プッシュがあったためとも言われているが、その町田氏も2日に特別顧問の職を退任した。きゃりーのCMで名実共にブランドイメージを一新し、経営再建の足がかりにしたいシャープ。はたして、その戦略は吉と出るか。