元アイドル目黒ひとみさん 現在は歌手再開&SAでパートも
その後、カルビーの「おさつスナック」のCMソングにもなった「スイートポテト42キロ」など3曲をリリース。しかし、もうひとつパッとせず、黒木真由美など3人でアイドルユニット「ギャル」を結成。77年10月、「薔薇とピストル」で再デビューした。
「ワタシはあくまでソロ志望でした。でも、同じ『スタ誕』出身の真由美ちゃんたちもヒット曲に恵まれてなかったから、『スタ誕』の名物プロデューサーだった池田文雄さんに“ギャルで成功したら、またソロに戻ればいいじゃないか”と説得されたこともあって、ユニットを組むことにしました」
だが、「ギャル」も4曲発売しただけで解散。目黒さんも表舞台から姿を消した。
「出席日数不足で4年かけて高校を卒業し、都内の短大英文科に進みました。就職せずに5年ほど銀座のクラブでジャズを歌ってましたが、それだと生活が不安定じゃないですか。で、派遣社員でOLを約4年やり、それから結婚するまでの6年間は実家の看板店の文字通り、“看板娘”でした、ハハハ」
結婚の際の嫁入り道具にアップライトピアノを加えた。
「どこかにまた歌いたい、って気持ちがあったのかも。歌手再開は必然だったのかもしれませんね」