映画業界が密かに期待 LiLiCoが戸田奈津子に引導を渡す日
今月16日の誕生日で45歳になるLiLiCoの勢いが止まらない。今度はハリウッド進出の目標をブチ上げたのだ。
3日の米児童書「グレッグのダメ日記」10巻世界同時発売記念プレス発表会にゲスト出演した際のこと。同児童書は45の言語に翻訳され、世界でシリーズ累計1億5000万部を突破。ハリウッドでは3度実写化され(いずれも日本未公開)、映画の続編を待ち望む声も多い。
現在は最新作の製作が進行中で、来日した著者のジェフ・キニー氏(44)を前にして「私も出られないですか? 役ないですか?」とおねだり。「現在、脚本を書いてます。チャンスはあります」と前向きな返事を取り付けると「自分から仕事はつなげていかないと。こうやって27年間、芸能界で生きてきてますから」と自信たっぷりの表情を見せた。
今年に入って4本の映画に出演。同じくゲスト出演した柔道家の篠原信一(42)やジェフ氏に引けを取らない体格を生かし、夏にはプロレスデビューも飾った。
マネジャーもいなければスタイリストもつけず、頼りになるのは自分だけとばかりに猛進してきたど根性の持ち主。その甲斐あって現在では生放送のレギュラー2本をはじめ、こうしてイベントにもお声がかかる一線級のタレントになったが、あくまで本業は映画のコメンテーターだ。英語と母国語のスウェーデン語を含む3カ国語のトライリンガルであり、この日も通訳をそっとフォローし、持ち前の機転の良さを発揮していた。そんなLiLiCoに業界からは期待を寄せる声が漏れ聞こえてくる。