「あさが来た」で鬼姑 萬田久子の“渾身イビリ”は私生活反映?
NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」でのイケズな姑役が話題を呼んでいる。同ドラマで、ヒロイン・あさ(波瑠)の姉・はつ(宮崎あおい)の嫁ぎ先である大阪の老舗両替商、山王寺屋の女将・菊を演じる女優・萬田久子(57)だ。
嫁を疫病神呼ばわりし、真っ暗な蔵に閉じ込めてほくそ笑んだり、おめでたを打ち明けた嫁に「どこがめでたいんや」と罵ったり。商売が傾いたのも、破産して借金取りから逃げ回る生活になったのも、すべて嫁のせいにし、嫁イビリを繰り広げる。
「萬田が大阪弁でネチネチ宮崎を罵倒するさまは、さながら地獄絵図。ボンボンの夫(柄本佑)は味方するどころか傍観するだけで、まるで頼りにならない。鬼の形相で罵詈雑言をまき散らす萬田のド迫力といったらない。口答えひとつせず笑顔でじっと耐え抜く宮崎のけなげさが涙をさそう仕掛けになっている」(芸能ライター)
「ごちそうさん」では、キムラ緑子演じる小姑、「マッサン」では泉ピン子の姑、「まれ」では藤吉久美子演じる義母と、壮絶な嫁いびりが話題になり、視聴率を上向かせた。本作でも萬田が登場、イビリシーンが入ることによって視聴率が上昇している。