元猿岩石・森脇が語る 有吉の凄み「あの頃からブレない」
ただ、追いつかないと一緒に仕事しちゃダメなのかなとも思ってる。まあ、あそこまで行くのは無理ですけど、せめて同じステージに立って、一緒に仕事をしても自然な位置まで行かないとダメかなと。向こうもそう思ってくれてると信じたいですね。
お互い幼馴染みなので、「何かしてあげよう」なんて思ってないと思うんですよ。高校のときも仲良いかと言われると、そんなに仲良くなくて、友達は別々。家が近くて、小中高が一緒で、野球とか一緒にやってて……生活に根付いている相手だったけど、相方はずっと一貫してあんな感じだったなあ。彼女もつくらず。高校卒業するまで本当に彼女いなかったから。
でも学校ではすごく人気で、女の子からもガンガン告白されていたのに、「興味ない」みたいなこと言って付き合わない。昔、僕が女の子に告白したら「ごめん、有吉くんが好きなの」って言われてすごくショックだった。でも、有吉はその子とも付き合わずにフるんですよ。友達とも深く付き合わず、弟とばっかり遊んでた。その頃からまったくブレてませんね。
▽もりわき・かずなり 74年、広島県出身。94年に幼馴染みの有吉弘行と「猿岩石」を結成。96年、「進め! 電波少年」のヒッチハイク企画で大ブレーク。帰国後に発売した曲「白い雲のように」がミリオンセラーとなり、97年に「レコード大賞」新人賞を受賞。04年に解散し、一度は芸能界を引退。今年8月に芸能活動を再開させた。