愛之助の醜聞も追い風に 熊切あさ美“女優業”で引っぱりだこ
歌舞伎役者の片岡愛之助(44)に捨てられたばかりの頃は、出演したテレビ番組で号泣して「まだ別れてない」などと未練たらたら。世間からは「売名行為じゃないのか?」「面倒くさい女」と言われ、しばらくは精神的にも不安定な状態が続いた熊切あさ美(35)。
しかし、3月末にその愛之助が藤原紀香(44)と結婚してからは追い風が吹き始めた。決定打となったのは4月発売の「週刊文春」で“隠し子”の母が愛之助の不実さへ怒りをぶちまけたことだ。これで愛之助の男ぶりが下がり、紀香もまた楽屋での非常識な振る舞いが非難を浴びるなど、微妙なポジションに立たされてしまった。
一方の熊切は余裕綽々。愛之助の結婚後に出演したバラエティーでは、2人の結婚について「未練はないけど、幸せになってほしいとは絶対に思えない」と言い切り、その飾らない率直さに「正直でいい」「負けるな熊切!」と世間を味方につけてしまった。
実際に、女優としても一段上のステージに上がった感もある。1月には初の主演映画「再会 禁じられた大人の恋」が公開され、4月27日から俳優座劇場で開演された舞台「大改訂版!! そして龍馬は殺された」で竜馬の妻・お竜役で出演。5月には出演映画「東京ボーイズコレクション エピソード1」が公開される予定と、立て続けに役が付き始めているのだ。
熊切の事務所では「熊切が女優業に力を入れているのは事実。頂いた仕事に一生懸命打ち込むだけです」というが、女優として邁進する決意を固めたことは間違いなさそう。
ずっと芸能界の崖っぷちを生きてきた熊切が、ようやく道の真ん中を歩いている。