解散と再結成で紆余曲折 よしおが今ものりおを立てるワケ

公開日: 更新日:

 1980年代の漫才ブームを牽引し、一躍、人気者となった西川のりお(65)・上方よしお(63)コンビ。もともとのりおさんは吉本興業、よしおさんは松竹芸能に所属し、別々に漫才師として下積みをしていた。コンビ結成は75年。紆余曲折はあったが、よしおさんは今も相方を立てる。その理由とは?

  ◇  ◇  ◇

 僕がこの道に入ったんは大学受験に失敗して浪人してた時。入門させてくれはった上方柳次・柳太師匠(松竹芸能)をはじめ、これまでの人生、人にはよーけお世話になってきましたわ。

 もちろん吉本興業の吉野(伊佐男)取締役相談役、大崎(洋)社長、岡本(昭彦)よしもとクリエイティブ・エージェンシー社長、元常務の木村(政雄)さん、そして(中田)カウス兄やんには松竹芸能から移籍して以来、ずっとお世話になりっぱなしや。

 せやけど、芸の道で言うたら、相方ののりおやろね。最初は別々やったんよ。僕が「ピンクパンク」「ムチャクチャ」ってコンビを経て、吉本に移籍したんは73年。島田洋七君と2代目「B&B」を組んだときです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に