サンミュージック相澤正久社長「まさかこんな一年に…」
「2016年は60年に一度の丙申。予期せぬ大きな出来事が起こる年だといいますが、まさかこんな一年になるとは……」と語るのは芸能プロダクション「サンミュージック」の相澤正久社長だ。
「こんな」の中には、もちろん年初に飛び出した所属タレント・ベッキーの“ゲス不倫”騒動も含まれている。17年は会社創立50周年目に突入する相澤社長に、激動の16年を振り返ってもらった。
まあ、とにかく次から次にいろんなことが起こるものだなと。国際的にはイギリスのEU離脱、トランプ大統領の誕生。芸能界ではSMAPの解散、ベッキーの一件と。まさかこんな一年になるとは思いもしませんでした。
うちのベッキーについて振り返りますと、当初こんなに大騒動になるとは正直思いませんでした。若い男女が互いに好きになって付き合ったら男性が実は既婚者だった、なんて世の中ではままあるケースです。それが大きな報道につながったのは彼女自身の清楚で生真面目なイメージとのギャップが大きかったからでしょう。LINEという私信まで流出してしまうところに時代の変化というか空気を感じました。