「ゲッツ!」から12年…ダンディ坂野がたどり着いた“境地”
同じ事務所の小島よしおから「ネタの話よりも投資信託の話に熱心」と暴露されて話題のダンディ坂野。前回のひつじ年は「ゲッツ!」が大ブレークした03年。干支が一回りした「究極の一発屋」が15年に「ゲッツ!」したいものとは--。
小島のおかげで、最近その絡みの取材が本当に増えました(笑い)。「ラジオNIKKEI」からも出演依頼が来ました。
まず、株を始めたのは22歳の頃。松本亨さんという経済評論家が監修した株のゲームがきっかけです。例えば「今年は冷夏の予報が出てエアコンの売れ行きが悪いからこの株が買い」とか、架空の情報で株が変動するゲームで、あっという間に億万長者になる。
それを夢見て、湾岸戦争で石油が上がるというんで、1株200円くらいの鉱山株を20万円分くらい買いました。
しばらくしてそれを売って、その後、05年ごろに「中国がバブルになっている」と聞いて建設機械メーカーの株を始めました。でも、パソコンに張り付いてネットで日足とか平均線で値動きを見るわけにもいかず、ほったらかしになるから投資信託を始めたんです。