「関ヶ原」大ヒット 岡田准一は数字も評価もキムタク超え
V6・岡田准一(36)の主演映画「関ヶ原」(原田眞人監督)が大ヒットを記録している。
8月26日に公開されるや、わずか9日で興収10億円を突破。公開時期にちょうどシニア層向けの作品がなかったことも有利に働いたようで、「中高年を中心に動員しリピーターも多い。ランキングでは1位を独走中で、最終的には20億円突破も確実視されています」(映画関係者)。
岡田が所属するジャニーズ事務所では、今年のゴールデンウイークに元SMAP木村拓哉(44)主演の「無限の住人」が公開。その後は嵐の大野智主演「忍びの国」が公開されるなど時代劇作品が続いているが、興行収入的には岡田の「関ヶ原」が圧勝。また、数字だけでなく、内容的にも岡田が熱演した西軍の石田三成は不器用ながらも人間くさく、これまでの狡知なイメージではなく、新たな像を作り出したと評価が高い。
「早くも『日本アカデミー賞』の各部門の最有力候補の呼び声が高い。映画賞レースを総ナメの可能性もあります」(映画ライター)
同じ時代劇という土俵でキムタクに土をつけた岡田。ジャニーズの看板俳優の座は名実ともに岡田のものとなったといえる象徴的な作品である。