会社設立の元NHKアナ松本和也さん 転機は福島での被災

公開日: 更新日:

「芝居がかった大げさな身ぶり手ぶりは不要です。上手な話し方の一番のポイントは、『聞いている人に心地良い』。これには『理解しやすい』『ストレスなく耳に入る』『身近に感じさせる』のが大切です。また、説明の方法の大原則は『ざっくり』と結論を話して、それから『しっかり』と細かい部分を話すこと。これらのノウハウを一冊にまとめたのが7月に発刊した『心に届く話し方 65のルール』(ダイヤモンド社)です」

■生放送のステージ司会は大の苦手だった

 さて、神戸市生まれの松本さんは灘高から一浪して京大経済学部に進学し、卒業後の1991年にNHKに入局。何かと話題の有働由美子アナの同期だ。

「真剣に目指してる方には大変失礼なんですが、NHKは“記念受験”にすぎず、実は関西の鉄道会社が本命でした。それでNHKをお断りしたところ、『1年やってみて、ダメなら辞めていいよ』と。ですから、後に『紅白』や『のど自慢』の司会をすることになろうとは、つゆほども思っていなかったですね」

 最初の配属先は奈良支局。阪神淡路大震災は入局4年目で、その日のうちに被災地へリポーターとして派遣された。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議