愛人に応募指示 桂文枝「喜楽館」命名疑惑に逃げの一手
「さすがに今回はアウトだろう」との声が関係者からも上がっているのが桂文枝(74)。
昨年報じられ、騒動になった56歳の日舞師範の女性との不倫疑惑は何となくウヤムヤになっていたが、今回新たに新疑惑が浮上。兵庫県と神戸市から計1億円の助成金を受け、神戸・新開地に今夏開場予定の演芸場の名称をめぐる一般公募。これに上方落語協会会長として選考に携わった際、この女性に名称を伝えて応募させていたと週刊現代が報じたのである。
名称の公募には1046通の応募があり、昨年8月に名称が発表となったが、「神戸新開地・喜楽館」に決まった正式名称は文枝の愛人とみられる女性が応募したものだったというのだ。
さすがに、「どうなっているんだ?」との批判が集まり、文枝と名称決定を行った「新開地まちづくりNPO」の高四代理事長(70)が23日に会見。高氏は「応募の中から厳正に選びました」と言ったが、選考の場で文枝が「喜楽」の名をプッシュしていたことを認めた。
さらに文枝が知人女性に応募させたとされることについても「聞いていない」としつつ、「聞いていれば問題になる。公募のルールに直接違反しないが、モラル的な問題はあると思う」と語った。
深まる文枝への疑惑と不信感。文枝からは「ご迷惑をおかけしました」との連絡はあったが、報道に対する説明や釈明はなかったという。