森社長だけが悪者か…たけし軍団“自業自得”の哀れな末路
これに対して森社長は週刊新潮誌上でインタビューに応じ「私一人が悪者にされている」と反論。会社の筆頭株主になったのは26年前でその際にはたけしやたけしの妻にも報告済み。1億円ともいわれる役員報酬についても法外ではないと説明し、これ以上の批判に対しては法的手段も辞さない構えだ。
■1億円批判も04年の年収は8500万円
オフィス北野は約30人の従業員を20日付で全員退社させ、規模を縮小して再出発の道を探るという。だが、森社長と所属タレントである軍団の対立が長引けば、会社は解散必至。となれば、困るのは事務所がなくなる軍団のはずだ。しかしながら、落としどころの見えないドロ仕合が続いているのである。
いわば身内の恥を、たけしが新事務所「T.Nゴン」に移籍を果たした今になって蒸し返すことに疑問は残るが、そもそも、軍団が批判する森社長の筆頭株主問題は26年も前の話だし、1億円の報酬についていえば、高額納税者番付が最後に発表になった04年の森社長の推定年収は8500万円(納税額2888万円)。