キムタク次女コウキ起用 ブランド側の決断は世界では普通
弱冠15歳で高級ブランド「ブルガリ」のアンバサダーに就任したKoki,(コウキ)。木村拓哉(45)と工藤静香(48)の次女であることを前面に押し出し、2カ月前に彗星のごとくデビューを飾ったばかりである。
そんなド素人にワールドワイドなブランドの“広告塔”が務まるのか。実際に商品を身に着けたビジュアル画像や動画が公表されるとネット上には似合わない、早過ぎる、若過ぎるといった非難がゴウゴウ……。だが、そんな批判は百も承知で(?)ブランド側の巧妙に練られた戦略がにじみ出ているという。
「コウキさんが着けた時計や指輪、ブレスレットなどは、いずれもダイヤやサファイアといった宝石が華美に施されたものではない。むしろ、ブルガリでいえば手頃な価格帯のものばかり。明らかに若年層に向けた広告ですね」(ファッション誌関係者)
それだって、フツーの10代には不釣り合いだが、コウキは〈様々なキャラクターを演じ、人を魅了できるようなモデルになりたい〉とビッグな夢を持つ15歳だ。むしろ、早い、若いと感じるのは極めて日本人的な発想で、服飾評論家の辻元よしふみ氏は「パリやミラノのランウエーを闊歩する一流モデルは15~16歳でデビューするのは珍しくない」と話す。