綾瀬はるか「義母と娘のブルース」 今期最高視聴率の理由

公開日: 更新日:

 綾瀬はるか(33)主演のドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系)の21日放送の第7話が視聴率15.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と自己最高を更新、今期ドラマ視聴率で独走中と話題になっている。

 新垣結衣(30)と星野源(37)で話題をさらった「逃げ恥」と同枠。省略して「ぎぼむす」と呼ばれ、今期ドラマで唯一好調。4コマ漫画が原作で、竹野内豊(47)演じる子持ちのサラリーマンと綾瀬はるか演じるキャリアウーマンが結婚したところから物語が展開。6話で夫ががんで他界、7話は義母と上白石萌歌(18)演じる高校生の娘との母子のストーリーとなっている。人気の理由についてコラムニストの桧山珠美氏がこう分析する。

「今回の『ぎぼむす』も『逃げ恥』も半歩先の家族像を描いているところが視聴者の琴線にふれたのだと思います。再婚や血縁の薄い家族関係は今や身近な話題。それをドライに表現しているので視聴者も客観的に見られて共感できる。『逃げ恥』もちょっとリアルで今後ありそうな結婚像を淡々と見せていて同じ手法をとっています。物語の不可解だった部分は回を重ねるごとに謎が解かれ、パズルのピースが合ってくる爽快感もあり、1話ごとの盛り上がりもある。感動の回収ができる構成も勝因になっています」

 キャリアウーマン姿の綾瀬はるかも見どころ充実。さらなる記録更新もありそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 2

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  3. 3

    フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード

  4. 4

    フジテレビが2023年6月に中居正広トラブルを知ったのに隠蔽した「別の理由」…ジャニーズ性加害問題との“時系列”

  5. 5

    フジ女子アナ“上納接待”疑惑「諸悪の根源」は天皇こと日枝久氏か…ホリエモンは「出てこい!」と訴え、OBも「膿を全部出すべき」

  1. 6

    中居正広まるで“とんずら”の引退表明…“ジャニーズ温室”育ちゆえ欠いている当事者意識に批判殺到

  2. 7

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  3. 8

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  4. 9

    NHKは「同様の事案はない」と断言するが…フジテレビ問題で再燃した山口達也氏の“EテレJK献上疑惑”

  5. 10

    GACKTや要潤も物申した! 中居正広の芸能界引退に広がる「陰謀論」のナゼ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係