「中学聖日記」が苦戦…有村架純の“リアル聖生活”が原因?
女性教師と男子中学生の恋愛を描いた有村架純(25)主演の連続ドラマ「中学聖日記」(TBS系)がパッとしない。6%台をキープしていた視聴率はついに5%台に下がってしまった。
どうやら人気女優の有村を起用したことが、裏目に出てしまったようだ。
「有村はNHKの朝ドラ『ひよっこ』でヒロインを演じ、紅白歌合戦の司会まで務めました。CMにもたくさん起用され、健全なイメージが定着しています。今回の教師役に正直、違和感を感じている視聴者は少なくないはず。はっきり言ってミスキャストです」(芸能ライターの弘世一紀氏)
もっとも19年前、同様の設定のドラマは大ヒットした。松嶋菜々子が主演した「魔女の条件」(TBS系)だ。松嶋が高校教師役、滝沢秀明が男子生徒役を演じ、平均視聴率は21.5%を記録。最終回は29.5%に達した。当時は松嶋も朝ドラ「ひまわり」のヒロインを務めた国民的女優だった。ドラマ全体を取り巻く時代の変化もあるが、有村と松嶋の大きな違いは“恋愛偏差値”だろう。
「松嶋は『魔女の条件』の前からバラエティーに出演したり、CMでセクシーなお姉さん役を演じたり、幅広くさまざまな役柄に挑戦していました。プライベートでも夫になった反町隆史との熱愛が報じられました。26歳にして、女優としての風格があり、実生活のイメージも伴っていたから、視聴者はドラマにすんなり入っていけたのでしょう」(弘世一紀氏)