名バイプレーヤー光石研 アラ還で初ドラマ単独主演の勝算
名脇役の光石研(57)が来年1月スタートのドラマ「デザイナー 渋井直人の休日」(テレビ東京系毎週木曜25時~)で主演する。俳優生活40年目にして初の連続ドラマ単独主演だ。
映画、ドラマでそれぞれ約200作品に出演。光石は漫画家・渋谷直角氏の同名コミックを実写化した同ドラマで52歳の独身デザイナー・渋井直人を演じる。おしゃれな日々を過ごすも、女性編集者や美大生、シンガー・ソングライターら、次々と現れるヒロインに振り回されるのが見どころ。光石は「ものすごくハートフルなものになると思う。基本的に自虐的で、どこまでが渋井なのか光石なのか」とコメントした。
ベテランでドラマの主演をゲットし成功した俳優には「バイプレイヤーズ」(テレビ東京系)で光石と共演した、松重豊(55)や遠藤憲一(57)がいる。松重は1983年に舞台デビューし、ヤクザや刑事役などの脇役として活躍。2012年にドラマ「孤独のグルメ」(テレビ東京系)の主演に抜擢され代表作となった。遠藤は1983年にドラマデビュー。ドラマ、映画以外にもナレーションで活躍し、2009年にドラマ「湯けむりスナイパー」(テレビ東京系)に主演したことで、その後の大ブレークにつながった。