たけし「何百億も取られちゃう」発言は絵空事ではない
お正月のスポーツ紙のスクープ合戦も一段落の感がある。
恋愛・結婚・破局といろいろあったが、やはりこれはデカいと思ったのは、「ビートたけし 離婚調停」という元日のスクープ記事だ。幹子夫人との間で離婚調停に入っているというのだが、その後の紙面で、「離婚を申し立てた事実はなかった」と訂正の記事が出た。事務所は問い合わせに対して「離婚調停は全くない」と答えているそうだ。
一方で、たけしはレギュラー出演している生番組で、「離婚の調停中ってのはなんだ。調停なんか終わってるよ、バカヤロー! あとはハンコを押すだけだ、こっちは。もう何百億も取られちゃうよ」と言い出した。ジョークのように語ったのでスタジオは笑いで終わったわけだが、たけしが絵空事を口にしたというわけではあるまい。
たけし離婚説は、芸能マスコミの間では昨年秋ごろからささやかれていた。ただ、その確証はなく、大々的に報じられることはなかった。
昨年暮れに女性週刊誌が幹子夫人を直撃。夫人はマスコミ取材に答えることがほとんどないのだが、今回は「離婚はしていない」としながら、「言えないこともある。なぜ長く続けてきたものを壊してまでやるのか」と含みのある言葉を残した。ということは、夫婦それぞれの言葉からみても、調停はしていなくとも離婚についての動き自体はあるということだろう。